前戦を終えて、朝のフリー走行からマシンがもう少し決まった状態でレースウィークを組み立てていきたいと話していた可夢偉だが、「今回はマシン的にも少し落ち着いていました」とのこと。ただ、「タイムが思いのほか僅差でした」と、ライバルたちのタイムが想定以上だった部分もあるようだ。4列目からのスタートとなる決勝レースに向けては、次のように展望した。
「抜くのが難しいので、正直あまりできることはないのではないかと思っています。前に行った者勝ちみたいな部分がありますよね。正直あまり楽しくないのではないかなと思っていますが、楽しくできるように、ドライバーが頑張らないといけないかもしれないですね」
「戦略は、セーフティカーやクラッシュを想定して、みんなどう転んでもいい戦略で臨むのではないかと思っています。タイヤも結構もってしまうので、(ポイントは)想定の戦略の中でセーフティカーがどのタイミングで出るかというところくらいだと思います。オーバーテイクに関しても、オートポリスよりはいいかもしれませんが、結構難しいと思います」