更新日: 2019.06.25 16:22
UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 2019スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート
開催日時
6月22日 土曜(予選)
6月23日 日曜(決勝)
開催サーキット
スポーツランドSUGO インターナショナルレーシングコース(1周 3.704km)
日本全国のサーキットをまわり争われる『全日本スーパーフォーミュラ選手権』、第3戦は東北地方へと転戦し、宮城県のスポーツランドSUGOを舞台に開催される。ここではスーパーフォーミュラの場合、ラップタイムが1分少々というところで、短いコース全長のなかにチャレンジングなセクションも多いだけに波乱度の高い舞台だ。
大嶋和也にとっては、このカテゴリーで優勝した実績もあるコース。前戦、九州オートポリスでの3位表彰台に続くグッドリザルトを狙っていきたい。そして、まだ本領を発揮しきれていない大物新人アーテム・マルケロフも、欧州の上級フォーミュラレースで培った高い実力を示して大きく前進したい局面となる。
今回は予選Q1がコース混雑等を考慮して2グループ分割で実施される形式に。同じチームの2台は別の組に入る規則で、抽選の結果、マルケロフがA組、大嶋がB組に入った。
予選
天気:曇り時々雨
コース状況:ドライ
気温:23度(予選Q1 A組開始時)
路面温度:24度(予選Q1 A組開始時)
予選開始:13時20分
観客動員数:7800人
梅雨時とあって天候微妙な週末だが、土曜日午前のフリー走行は晴れ間もあるなか、ほぼ完全ドライといえるタイム水準でのセッション推移だった。そして午後の予選時も弱めの雨が降ったり止んだりを繰り返しはするが、実質的な路面状態としてはドライが続く。
#7 アーテム・マルケロフ
予選結果:20位(予選Q1ベストタイム:1分06秒884)
Q1はマルケロフが入ったA組が先に走る。Q2への進出枠はQ1各組の上位6位まで。初めて走るSUGOでの予選本番、マルケロフは1分07秒024、1分06秒884とタイムを詰めていくが、A組10位でQ1突破ならず。予選総合順位は20位となった。
#8 大嶋和也
予選結果:12位(予選Q2ベストタイム:1分04秒936)
予選Q1のB組で走った大嶋は1分05秒649をミディアムタイヤでマークし、5位でQ2進出を決めた。Q2からは通常の1グループ制で、やはり通常通りソフトタイヤの使用も解禁される。12台のマシンが最終Q3への8つの進出枠を争うなか、大嶋はソフトで1分04秒936という自己ベストタイムを刻む。
しかしライバルたちも速く、Q3進出ラインには0.3秒ほど届かず、予選順位は12位に。決勝では、前戦のような中団グリッドから追い上げて表彰台登壇というストーリーの再現を目指すこととなった。