大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
決勝 2位
「前回の富士も2位で、今回も2位ということで、今回の一番の目標だった表彰台に上がることができ、よかったなと思います。ただ、昨日から野尻選手が本当に速くて、常に素晴らしいポテンシャルを出していました。今週末を通して、強かったなと思うと同時に、さすがだなと思いました。この優勝はチームと野尻智紀選手を含めた頑張りの結果だと思うので、(野尻選手)本当におめでとうございます」
「僕もこのままだといけないなと。シリーズを戦う上ではもっと頑張らなければいけないので、チーム一丸となって次のレースに向けて準備していきたいなと思います」
「今日はタイヤを替えた直後のアウトラップや、レース序盤で速さは見せられたのかなと思います。しかし、タイヤのマネジメントを含めて僕自身も最善を尽くしたのですが、やはり昨シーズンから続いているレースペースの悪さという部分が出てしまったレースなのかなと思います。テストでもレースペースの改善を重点的にやってきてはいたのですけど、今日は結果的にドロップすることになりました。それでもチームが色々な面で頑張ってくれたので、2位を獲得できました。本当にチームには感謝しています。チームと一丸となって、次こそはレースペースも改善できるように頑張っていきます」
福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
決勝 3位
「僕にとってDOCOMO TEAM DANDELION RACINGで走るのは3年目ですが、体制が少し変わりました。エンジニアが杉崎(公俊)さんに変わり、クルマも5号車の方に乗らせていただいて、昨シーズン山本尚貴選手がシリーズタイトルを獲った体制で走っているということで、自分のなかで結構プレッシャーがありました」
「昨日の予選も不甲斐ないというか、自分の実力でなかなかいいクルマに仕上げられず、うまく杉崎さんにフィードバックすることができなかった結果だと思うので、予選の後は落ち込んで、メンタル的にもきつかったです。でも、チャンピオンシップのことを考えて、少しでも前でゴールできるようにと意識して、レースに挑みました」
「ロングランはテストのときにたくさん行っていたので自信はありましたが、雨が降りそうなコンディションだったこともあって、うまくアジャストすることができず、今日のレースのロングは少し苦労したところもあります」
「けど、大湯選手に追いつくことができて、レース中盤にかわすことができたのですけど、雨の降ってきたタイミングでピットに入ったかたちとなり、アウトラップでなかなかタイヤが温まらず、大湯選手にやられてしまい結果は3位になりました」
「戦略など、色々と考えてくれたチームのみなさんに感謝して、次の鈴鹿こそはいいレースをし、自分自身がもっと成長できるようにこれからも頑張っていきたいと思います」