■チームクニミツから道上龍へのエール
今季、WTCC世界ツーリングカー選手権にホンダ・シビックWTCCでフル参戦している道上龍。今回はWTCCモンツァを終えてテレビ中継の解説のために富士を訪れていたが、ここでRAYBRIG NSX-GTのピットを訪れた。
そこで、チームクニミツのドライバー、高橋国光監督、そしてスタッフたちと写真に収まったのだが、その中心には『Drago』のロゴが。昨年までのRAYBRIG NSX CONCEPT-GTにはなかったものだ。
今季から体制変更によって、チームクニミツのメンテナンスは昨年までDrago Modulo Honda Racingに携わっていたATJのスタッフが中心となっているが、この『Drago』のロゴは、ATJと今年一緒に戦っているチームクニミツからの『海外で頑張っている道上選手へのエール』として入れられているのだとか。意気な心遣いに、道上もこの表情だ。
■山下健太は「お休み中」!?
今回のスーパーGT第2戦富士では、WEC世界耐久選手権スパに参戦するためWedsSport ADVAN LC500の国本雄資が欠場していたが、その代役を務めたのが山下健太。2016年の全日本F3チャンピオンで、このラウンドでも初めてのGT500での戦いを「難しいです」と言いながらもしっかりとこなしていた。
そんな山下は、他のラウンドではVivaC 86 MCのドライバーを務めているが、そのVivaC 86 MCの『K.YAMASHITA』のドライバー名の横の国旗の部分が、まさかの『休』表示に。予選日の夕方、本人にそれを伝えると「マジっすか!?」と笑っていた。

■話題の『レーシングソックス』が日本上陸! SGTデビューも近い!?
富士スピードウェイのピットレーンで、PUMA AVANTIの仲村ありささんが持っているこのレーシングシューズのような、ソックスのようなもの。実はコレ、F1でセバスチャン・ベッテルが使用する予定の超最新のレーシングギア、『プーマ・レーシングソックス』だ。
もちろん日本のサーキットに登場するのは初。近年スポーツギアの世界では、フィット性が高いソックス状のインナーをもつシューズが流行しているが、モータースポーツ界にもその波が訪れたと言えるかもしれない。驚きなのは、この形状・素材感で最新のFIA耐火基準をクリアしているということ。また、形状もわずか135グラム。中敷きにはカーボンが使われており、その軽量化に貢献している。実際に持たせてもらったが、ほとんど重みを感じなかった。
スーパーGT第2戦富士では、何人かのドライバーに試し履きしてもらったというが、評価も上々とのこと。スーパーGTドライバーが履く日は近いかも……!?
