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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.07.31 11:20

31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

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スーパーGT | 31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

公式予選Q2 7月22日(土)15:01~15:22

 Q1で赤旗中断を挟んだこともあり、当初の予定より6分遅れてQ2がスタートした。Q1からは気温、路面温度とも1度だけアップしているが、コンディションはほとんど変わらないと言ってもいいだろう。
 
 久保選手からバトンを託された嵯峨選手は、計測開始と同時にピットを離れていく。またしても、すぐに赤旗が出る不運が……。再開後のウォームアップは1周に留め、ワンアタックを嵯峨選手はきっちりと決めた。
 
 1分19秒204をマークし、6番手につけることに。「#31 TOYOTA PRIUS apr GT」は、決勝に3列目のグリッドから挑むことが決定した。

コメント

嵯峨宏紀選手
「僕も(久保)凛太郎もアタックラップの直前に赤旗が出て、若干不運だったなというのは否めない気はします。本来のプリウスとの相性からすれば、6番手というのはSUGOの予選としては悪い方ですが、決勝では天気次第で順位も挙げられるでしょうし、淡々と走って表彰台までは行きたいと思います」

「今回からのBoP変更は大きいですけど、ただパフォーマンスを相対的に考えると、昨年の位置にはいません。本来だったら18秒の前半にも行っていても、おかしくないマシンだったので。今回勝ちたい! このまま行ってしまえばシリーズは、箸にも棒にもかかからない状態になってしまうので、いい流れを取り戻すというのが最大の目標です」

久保凛太郎選手
「ギリギリのQ1通過でご心配かけました。赤旗と、その後のアタックに行った、1コーナーを曲がった瞬間に集団の中に入っちゃって、2周ぐらい無駄にしてしまいました。これはやばいと最後、間隔開けてもう1回行って、なんとかギリギリ」

「最後に決めようなんて、そんなつもりはありませんでした。でも、いつものブリヂストンタイヤの傾向だと、本当に一発でないと、すごく落ちちゃうところを、今回持ってきてくれたタイヤがすごく保ちも良くて、その後のラップも全然落ちずに走れたので、ブリヂストンさんに感謝です」

「決勝は雨、降ってくれた方がいいですね。降らなくても心配ありませんが、降ってくれた方が表彰台のチャンスは増えると思います」

金曽裕人監督
「このレースウイークから40kgの重量増はありますが、昨年のリストラクターがようやく使えるようになって、他のマシンとレースができるようになりました」

「今まで高回転域では、小さなリストリクターではチョーキングポイントに入って何ともならなかったものが、今回どうなるか非常に楽しみで、サーキット入りしました」

「実際走らせてみた印象は、やっとプリウスが戻ってきた感じがしましたし、クルマのセットも、タイヤのセットも悪い方向ではないし、これならQ2進出は十分可能だと。凛太郎も、そこそこSUGOを得意としているし、宏紀にとっては最も得意としている部類のサーキットなので、Q1は凛太郎に任せました」

「赤旗とのタイミングは、ふたりとも運が悪かった。これは致し方ない。ただ、凛太郎の出すタイミングは良くない。ギリギリ通っているけど、本来ならもっとイージーにいいタイムを出せたはず。ドライバーとしてのベースは低くないので、もっと勉強ですね」

「宏紀に関してはさすがでした。あれ以上は出ません。ブリヂストンが雨を得意としているので、決勝は雨がいいですね。だから3列目から行けるのは、非常に楽しみです」


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