今季ここまで苦戦を強いられているニッサンGT-R勢は、前戦のSUGOから信頼性と出力を高めた2基目のエンジンを投入。その効果もあってか、SUGOではS Road CRAFTSPORTS GT-Rが2位表彰台を確保した。

 このエンジンについて、クインタレッリは「フィーリングはいい。回転の上がり方がいい」と高評価。最高速については未知数だというが、「明日の決勝で(燃料流量リストリクターをつけていない)8号車や(MOTULより燃料流量リストリクターが絞られている)36号車(au TOM’S LC500)と比較したい」と述べている。

 ウエイトハンデや気候、レース距離などは異なるものの、MOTUL GT-Rにとって、この富士は5月の第2戦で予選2番手、決勝4位を手にした場所。ニスモとしては2016年の第2戦富士以降、優勝はおろか表彰台にも上がれていない状況が続いており、レクサスの連勝を止めるため、ニッサン/ニスモ反撃の狼煙を上げるためにも結果が欲しいところ。

「狙うは優勝と言いたいけど、まだ今年は表彰台に登れていない。最後に表彰台に登ったのは去年の第2戦で、長すぎる間が空いてしまったと思います」

「富士に来る前はニッサンの2台(カルソニック IMPUL GT-R、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R)や、19号車(WedsSport ADVAN LC500)、NSX勢もほとんどウエイトハンデが軽いから、ギリギリでQ2に進出して、うまくいけば予選で3番手かなとは思っていました。正直2番手は想像していませんでしたよ」

「タイヤについては第2戦から大きな問題は感じていません。今日はレースでトラブルが起きないようなタイヤを選択しましたし、朝(公式練習)もロングランを少しテストしています」と話すクインタレッリ。 

 ニスモの鈴木豊監督も「今年で一番、(タイヤ、セットアップが)決まっている」と自信を持っているように、6日の決勝では、ニッサン/ニスモの復活劇が繰り広げられるかもしれない。

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