そして忘れてはならないのが、レースのもうひとつの主役であるスーパーGT300クラスだ。近年のGT300も、GT500同様毎スティントフルプッシュが必要で、毎年僅差の争いが展開される。昨年は優勝したSUBARU BRZ R&D SPORTと2位の31号車TOYOTA PRIUS apr GTの差はわずか8.395秒で、3位のGAINER TANAX GT-Rとはテール・トゥ・ノーズだった。

 GT300クラスはFIA-GT3規定車両が多数で、国産車を中心としたJAF-GT/マザーシャシー車両がそれに対抗するが、この鈴鹿ではレース距離が長いため、ピットストップ時間が短いJAF勢が有利と言われている。GT3勢が上位にいくためにはピットストップ時間の分をコース上で稼がなければならないため、困難な戦いを強いられる。

 とは言え、昨年3位のGAINER GT-RはGT3車両で、上位進出への可能性も充分高い。事前のテストでもGT3勢が好タイムを出しており、まったく予想がつかない戦いになるだろう。GT500とはまた違った戦いになるので、こちらもぜひご注目いただきたい。

鈴鹿1000kmの表彰台と花火は、ドライバーたちも「この光景を見たい」と語る
鈴鹿1000kmの表彰台と花火は、ドライバーたちも「この光景を見たい」と語る

 鈴鹿1000kmは、夕暮れのなかライトを照らしたマシンたちがチェッカーを受け、花火が上がり、表彰台下を埋める多くのファンが、ウイナーを讃える姿が印象的で、ドライバーたちも「この光景を見たい」と語る。

 最後の鈴鹿1000kmで、その光景を見るのは誰だろうか? そしてそのドラマを、ぜひ鈴鹿サーキットでご覧いただきたい。

本日のレースクイーン

Aiあい
2026年 / スーパーGT
WedsSport Racing Gals
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで