■ツインリンクもてぎではDTMマシンをじっくり見てみて!

──スーパーGTとDTMの間で長年話し合いが続けられている車両規定『クラス1』について、両国のレースを経験したあなたはどう感じていますか?
LD:世界最強のツーリングカーとGTカーが集うレースなんて、とても素晴らしいことだと思う。世界一見ごたえのある、迫力あるレースになることは間違いないよ。日独のトップコンストラクターが集い、それらのマシンが競い合うなんて、ドライバーやチーム関係者だけではなく、ファンにとっても待ち遠しくてたまらないと思う。2019年に予定されているレギュレーション統一化に向けて、DTMのホッケンハイムに日本のメーカーが来てファンへプレゼンテーションをしたよね。そして僕たちDTM側のメーカーがツインリンクもてぎに行き、日本のファンにDTMマシンをお披露目できるなんて、夢のようだ。こんな素晴らしい機会が実現するなんてとても感激したよ!

──今後の『クラス1』について望むことは?
LD:日独両国の尽力でやっとここまでたどり着いたからね。両シリーズを知るドライバーとして、双方の良いところも、クラス1になっても現在の各レギュレーションをそのまま活かしたいことも、とても理解できる。話し合うべき点はまだたくさんあるに違いないけど、両国が歩み寄って、たがいのシリーズを尊重し合いながら譲歩していく姿勢は大切だと思う。その先には必ずものすごく素晴らしいレースがあることは間違いないよね。

──11月のスーパーGT最終戦もてぎで、DTMマシンのデモ走行のドライバーを担当する予定ですか?(編注:このインタビューはDTM最終戦ホッケンハイムで収録。その後もてぎでのデモランドライバーとしてデュバルが決まった)
LD:現時点ではまだ確定ではないけど、僕としてはその役目に対して、手を挙げて立候補をしたんだ。もてぎは2010年にスーパーGTのタイトルを獲った場所だし、できればその思い出の地であるもてぎで、僕がアウディRS5 DTMを日本のファンの前で走らせたいと願っている。

──日本のファンにDTMをどうプレゼンテーションしますか?
LD:日本のファンには、まずもてぎではDTMマシンをじっくり見てもらいたいね。共通パーツがあるとはいえ、スーパーGTとはまったく違う。GT500は馬力も大きいし、タイヤグリップもまったく違うから、DTMと一緒に走行していても動きが違うことが分かると思う。DTMのマシンはエアロがスーパーGTよりも強化されているはずなので、外観的な違いも見て楽しんで欲しい。もう2019年はすぐそこに迫っている。同じグリッドで戦う日独のマシンがクラス1規定でどう変わっていくのか、その過程を日本のファンも見守りながら、スーパーGTもDTMも応援して欲しいと切に願っているよ!

ロイック・デュバルのアウディRS5 DTM
2010年スーパーGTもてぎで小暮卓史とともにチャンピオンを決めたロイック・デュバル

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