■決勝はドライならJAF-GT勢が復権!?

 また、GT3勢が上位につけたのは、ウエットになったから……という部分も大きい。JAF-GT勢はウエットを苦手としている部分があり、Q1で圧倒的な速さをみせたHOPPY 86 MCが4番手だったのは、雨のせいもあっただろう。

「でも準備してきたことはしっかり出せたし、開幕の予選としては今まで以上に落ち着いていた。Q1でもベストを出せたし、ウエットでもベストを出すことができた」というのは、つちやエンジニアリングの土屋武士監督。

「(マッペリ選手のタイムは)今まで知らずにスイマセンでしたって感じ(笑)。アグレッシブだし、気持ちいいアタックだった。また役者が増えたなと」

 さて、土屋監督がうらなう決勝はどうなるだろうか。「ドライでは上に来なかったチームもいると思うし、セーフティカーも出ると思う。ドライバーも頼もしいし、いろんな準備もできているので、勝てるチャンスはぜんぜんある」と自信をみせる。

 実際、この岡山ではJAF-GT勢が有利と見ているチームが多い。LEON CVSTOS AMGの黒澤治樹も「現状はウチができることをやり切った予選でした。ドライではJAF勢が速いですからね。どうなるかは分かりませんが、厳しいレースになるかもしれないです。ウエットになってくれた方がベターです」という。

 さまざまな予選後のコメントを聞く限り、すべては明日の気温と路面温度、そして天候によるだろう。気温が上がれば喜ぶチームもいれば(これがほとんどと想像する)、雨を望むチームもいるだろう。開幕のゆくえは、例年以上にお天道様次第なのかもしれない。

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