更新日: 2018.04.09 17:46
アウディジャパン スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
報道関係者各位
アウディ ジャパン 株式会社
Audi R8 LMS、SUPER GT開幕戦でエキサイティングなスタート
Audi Team Hitotsuyamaは予選2位、決勝では一時トップを快走するもマシントラブルでリタイア/Team TAISAN は予選13位から追い上げをみせ、9位入賞を果たす
アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は、Audi R8 LMSで2018年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦する2つのカスタマー(プライベート)チームをサポートしています。4月7日(土)、4月8日(日)に、岡山国際サーキット(岡山県 1周3,703m)で2018 SUPER GT開幕戦となる「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催されました。
今年SUPER GTのGT300クラスにAudi R8 LMSで参戦するのは、2012年からAudi R8 LMSで挑戦を続け、2016年シーズンにはチーム、ドライバーランキング共に3位を獲得した#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、参戦3年目を迎えマシンのカラーリングを一新した、名門#26 Team TAISAN(チーム タイサン)の2チームです。
開幕戦の予選Q1は、トップから約1秒のあいだに15台以上がひしめく大激戦となりました。Audi Team Hitotsuyamaは、まずQ1ではリチャード ライアン選手がタイムアタックを行い7位でQ2に進出を決めました(GT300では上位14台が進出)。Q2は今年新たにチームに加入した富田 竜一郎選手がタイムアタックを行いました。突然の雨にみまわれ各チームが苦戦するなか、富田選手は冷静な走りで見事に2位を獲得。開幕戦はフロントロー(最前列)からのスタートとなりました。
ドライコンディションではじまった決勝レースの第1スティントはリチャード・ライアン選手がドライブしました。2位スタートから一時は4位まで後退するも、後半に怒涛の追い上げをみせトップに立ちました。タイヤを温存しピットインのタイミングをライバルよりも数周回遅らせてマージンを稼ぐ作戦をとりながら、第2スティントの富田選手へとドライバー交替。しかし、不運にもコースに復帰した直後にマシントラブルに見舞われ、リカバリーを試みるも最終的にリタイアとなりました。
Team TAISANは、今年チームに加入したばかりの川端伸太朗選手が予選Q1に挑みました。GT300では初のAudi R8 LMSでの予選ながら、11位でQ2進出を果たしました。Q2はチーム2年目となる山田真之亮選手がアタックに出ましたが、突然の雨に見舞われ思うようにタイムが伸びず、13番手スタートとなりました。
決勝レースは、第1スティントを山田真之亮選手がドライブしました。抜きつ抜かれつの一進一退が続く中盤グループで、後半にむけタイヤをいたわりながらも粘り強い走りをみせました。最終的に1つ順位をあげて12位で、第2スティントの川端選手へとバトンタッチしました。チームはピットインの時間短縮のためにリヤタイヤのみを交換する戦略をとりました。川端選手は前半にはタイヤを温存し、後半に追い上げをかける作戦を実行。それが的中しレース残り数周のところで2台を抜き去り、見事に開幕戦入賞となる9位のポジションを獲得しました。
アウディ ジャパンは2016年来好評のAudi Sport customer racingパーツトレーラーを現地に配備して、SUPER GTに参戦するチームを支援しています。専用のトレーラーにボディー、トランスミッション、エンジン等レース車検に適合した約2500アイテム、約8000点もの部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように準備を整えてチームとともに全国のサーキットを転戦します。