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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.04.12 10:42

ニッサン スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | ニッサン スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

SUPER GT 2018第1戦レースレポート
4月8日 岡山国際サーキット

3台のNISSAN GT-R NISMO GT500が開幕戦でポイント獲得

 4月8日に岡山国際サーキットで2018年スーパーGT第1戦決勝レースが行われ、GT500クラスに4台のNISSAN GT-R NISMO GT500が出場しました。予選8位の#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が5位に入賞し、#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)が6位、7位に続き、3台のNISSAN GT-R NISMO GT500がポイント獲得を果たしました。

 サポートレースの開催中に一時冷たい雨が降ったものの、その後一気に晴れ間が広がった決勝日。スーパーGTのグリッドウォークが始まるころには強い陽射しも注ぎ、気温は11℃、路面温度は22℃まで上昇していました。
 
 決勝レースは定刻通りの14時40分にスタートしました。2コーナーに入るまでに、#23 GT-Rのクインタレッリと#24 GT-Rのオリベイラがスタートダッシュを見せて2番手、3番手に上がったものの、これにジャンプスタートの裁定が下り、2台はドライブスルーペナルティを受けることに。
 
 それぞれがペナルティを消化したことで、代わって4番手までポジションを戻した#3 GT-Rの本山は、着実なペースでこのポジションを守り、39周を終えて千代に交代しました。

 ペナルティを受け順位を下げていた#23 GT-Rと#24 GT-Rですが、ハイペースで他車をかわし、順位を取り戻していきます。他車がルーティンのピット作業に入り始めたこともあり、40周目にはそれぞれ3番手、4番手まで浮上。41周を終えるところで、2台同時にピットインとなりました。
 
 #23 GT-Rは松田に交代し、暫定6番手、#24 GT-Rは高星に交代して暫定10番手でコースに復帰。ただし、先にピット作業を済ませタイヤも温まっていた#3 GT-Rが#23 GT-Rをかわし、全車のピット作業が終わったところで、#3 GT-Rが6番手、#23 GT-Rが7番手でレース後半に入っていきます。
 
 ピット作業後いったん順位を下げていた#24 GT-Rも、高星のプッシュで順位を上げ、レース終盤には3台のGT-Rが接近戦を展開。さらに前のマシンにも近づき、4台での5位争いへと続いていきました。
 
 GT300クラスとの混走で、各車の距離は一進一退を繰り返しましたが、残り12周となったところで、#23 GT-Rがリボルバーコーナーで#8 NSX-GTをオーバーテイク。予選順位から3つポジションを上げた5位でフィニッシュしています。

#24 GT-Rは#23 GT-Rに続く6位入賞。#3 GT-Rは接近戦の中で一時は#23 GT-Rをかわした場面もありましたが、終盤にタイヤのピックアップ症状が出たことでペースが上がらず。

 そのなかでも懸命にプッシュし7位でフィニッシュして、シリーズポイントを獲得しました。予選11位スタートの#12 カルソニック IMPUL GT-Rはマーデンボローがスタートドライバーを務め、後半を佐々木が戦いましたが、タイヤと路面コンディションのマッチングに苦戦し、14位完走となっています。

フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R
フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R


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