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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.04 00:39
更新日: 2018.05.04 00:40

LEXUS TEAM ZENT CERUMO スーパーGT第2戦富士 予選レポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM ZENT CERUMO スーパーGT第2戦富士 予選レポート

 残り8分、立川はふたたびコースインし、チェッカーに向けてアタックを行っていった。残り2分というタイミングで、これまでも富士スピードウェイで数多くの栄冠を残してきた立川がその実力を発揮する。多くのマシンが1分28秒台前半を記録していくなか、ただひとり27秒台に入れる1分27秒904をマーク! さらにライバルを引き離すべく、セクター1でふたたびベストタイムを更新していった。

 ただ、ライバル勢がタイムを更新できないことを確認した立川は、そのままピットへ。ただひとり27秒台をマークした立川とZENT CERUMO LC500は、見事ポールポジションを獲得してみせたのだ。これで立川は他の追随を許さない通算23回目のポールポジション記録更新となった。

 5月4日(金・祝)の決勝に向けて、絶好の位置を獲得したZENT CERUMO LC500。霧による公式練習中止の影響で石浦はこの日、一度もステアリングを握ることはなかったが、これまでの実績から、「立川選手の走りを観て、クルマの状態も良さそうですし、富士は走り慣れていますから」と力強く語っている。昨年勝利の再現に向け、一歩近づいたと言えよう。

ドライバー/立川祐路

「変則的なスケジュールもあって、手ごたえもないままの予選になったので、今日のポールポジションは予想できなかったですね。それだけにすごく嬉しいです。1セット目のタイヤではあまりアタックはうまくいかなかったのですが、2セット目ではうまくアタックすることができました。今日はポールポジションを獲れましたが、明日は明日で違いますからね。それに今日はロングランが一切できていない。明日に向けては未知数なので、仕切り直してしっかり準備をし、ミスなくきっちり戦い、昨年と同じ結果を残せたらと思っています」

ドライバー/石浦宏明

「今日は一度もドライブしていないので、こんな不思議な気持ちのポールポジションは初めてですね(笑)。ただ去年も予選Q2を観ていて、ポールポジションを獲れるかな、と思っていたら立川選手がきっちり獲ってくれましたから。富士の“近道”を知っている立川選手にアタックしてもらって良かったです。明日は長いレースになりますが、ふだんのレース以上にミスをしないことが大事です。そうすれば結果は自ずとついてくると思いますので、僕も自分のベストを出し切って走りたいと思います」

浜島裕英監督

「ポールポジションを獲得できて良かったです。エンジニアがいいクルマを作ってくれて公式練習からクルマの状態も良かった。今のSUPER GTは接戦で、走りはじめのスタートで出遅れてしまうと、取り返すことが本当に難しい。このレベルであれば立川選手ならポールポジションを狙えると感じていました。昨年はこのレースで優勝できましたが、内容としては決していいレースではなかった。展開で勝てた部分もあったので、今日のいいクルマをしっかり保ち、タイヤに合わせてセットアップできれば、いい結果が残せるのではないでしょうか」

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