さらに1分32秒台のラップタイムを連発して首位を追いかけたDENSOは、22周目にMOTUL GT-Rのリヤを捉えると、ダンロップからセクター3をテール・トゥ・ノーズで追走。最終コーナーで車身を合わせてスリップにつこうとした際、GT300のD’station Porscheとわずかにヒットするも、そのまま伸びを見せ見事23周目についにトップへとおどり出た。

 そのまま前半戦を39号車DENSO、23号車MOTUL GT-R、38号車ZENT CERUMO、36号車au TOM’S、6号車WAKO’Sのトップ5オーダーで終え、最初のピットウインドウを迎えた上位勢は、34周を終えたところでまずはau TOM’S、WAKO’Sがピットイン。48秒6の制止時間でコースへと復帰したau TOM’Sに対し、6号車のフェリックス・ローゼンクビストは1コーナーのブレーキングでロックアップし白煙を上げる場面も。
 
 さらに同じタイミングでは、ピットを目前にしたKEIHIN NSX-GTがGT300にダンロップコーナーで追突され、スピンするアクシデントも発生する。

 36〜38周目終了時点で続々と最初のルーティンを終えたGT500は、首位でステアリングを引き継いだ39号車DENSOのルーキー坪井翔がアウトラップから奮闘。対照的に、2番手でコースへと戻ったMOTUL GT-Rの松田次生のペースが上がらず、後続の38号車ZENT CERUMO、36号車au TOM’Sが接近。その間隙を見逃さなかったau TOM’Sの関口雄飛がダンロップで強引に38号車のインを差して3番手に浮上する。

 一方、中団ではニック・キャシディへと乗り代わった1号車KeePer TOM’S LC500がジリジリとペースを上げ、43周目には100号車RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンを、45周目にはARTA野尻智紀をレクサスコーナーで仕留めて、6番手にまで上がってくる。

 その後続を尻目に、首位を行く”デビュースティント”の坪井はタイヤのウォームアップが落ち着くと、1分32秒フラットに近いタイムをきれいにそろえ、ときには1分31秒台を刻む見事なラップを披露。50周時点で2番手とのギャップを6秒にまで広げてみせる。

 その後、日没に向かって気温、路温ともにジリジリと下がり続ける中、60周を越えてきた時点で路面温度は30℃を切り28℃にまで下がり、最終スティントに向けてどんなタイヤチョイスが可能なのかも、最後の勝負に向けた焦点となってきた。

 迎えた2度目のピットウインドウでも、上位勢では”秒差のチェイス”で3番手を守り通したau TOM’Sからピットへ。73周目に関口から再び助っ人のジェームス・ロシターに交替し、残るは37周。52.7秒と長めのストップで最後の長旅へと向かう。

本日のレースクイーン

大橋はるなAmbassadeur de MOTUL
2026年 / スーパーGT
Ambassadeur de MOTUL
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