「今年、鈴鹿のQ2というのは孝允にとってひとつのポイントだった。そのためにトレーニングした成果は、ここでしか出せないから。坪井をQ2に行かせた方が良かったけど、その成果がまわりにも本人にも見えないから。だからドキドキしたね(笑)」

 愛弟子・松井孝允を育てる土屋監督にとって、今回のQ2は松井のトレーニングの成果を見るためのものだったのだ。「これで孝允もワンステップ踏めたかな」と土屋監督は語っている。

■鈴鹿はすべての力を問う
 そんなHOPPY 86 MCだが、本来ならポールポジションから優位にレースを進めるが理想のはず。ただ、結果的に前にK-tunes RC F GT3が入ってしまった。ただ土屋監督は「レースでは前が速く走ってくれれば問題ない。ウチは決勝は強いから。それに無交換は視野には入っているしね」と語っている。

 また今回、マザーシャシー勢は性能調整が変更され重くなったが、「ウチは去年までもウエイトを積んで鈴鹿は走っていたから。重りを積んで走るノウハウは知ってる。重くされても速く走れるチームが前に来る」という。

「それが鈴鹿だから。ドライバーもそうだし、チームも力が無いと鈴鹿では速く走れない」

 実際、この日の予選結果を見ると、これまでもGT300の上位を争ったチームばかりがQ2に進出している。多くのF1ドライバーもそう語るとおり、鈴鹿サーキットというコースはやはり、ドライバーの技量、そしてクルマ、チームの力を問うコースなのだろう。

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