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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.16 18:06

GOODSMILE RACING & TeamUKYO スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | GOODSMILE RACING & TeamUKYO スーパーGT第5戦富士 レースレポート

 上位3台が下位をじりじりと引き離していくが、16周目に接触によりボンネットが外れてしまったマシンを回収するため、セーフティーカー(SC)が導入される。ミクAMGの順位は変わらず7位のまま、SCは22周目に解除となり、レースが再開された。26周目にピットに入った31号車はエンジンがかからずストップ。これで6位に上昇する。ミクAMGも30周目にピットインし、前戦SUGOと同じくタイヤ交換を左側2本だけにしてピット作業時間を短縮、谷口選手へ交代してコースへと復帰した。

 アウトラップは8位とポジションダウンは最小限に留まった。32周目に9位まで落ちたが、全車がピットインを終えた42周目には6位まで上がっていた。この時点で前を走るのは同じマシンに同じタイヤを履く65号車(LEON CVSTOS AMG-GT)。当然ながらほぼ同じペースで走っているので、抜きあぐねていたが、45周目にオーバーテイクに成功。5位にポジションアップした。その後、抜いた65号車からの激しい追撃に遭うも、55周目に65号車はマシントラブルでスローダウン、戦線離脱となった。

 4位を走る88号車まで4秒近くの差があったが、88号車はタイヤが厳しいのか徐々にペースが落ち始め、ついにはラストラップのヘアピンで追いつく。そして、最終コーナーでインに入り、遂にオーバーテイクに成功するも、加速力勝負でパワーに勝る88号車はストレートでミクAMGに並び、ゴール直前に抜き返される。その差は、なんと僅かに0.006秒。残念ながら4位獲得はならず、前戦SUGOに引き続き、またもや88号車に「あと1周」が届かず、悔しい終わり方になった。

 今回のレース結果は5位に終わったが、幾つかの上位チームが不振な結果だったため、シリーズランキングは25ポイントで4位に上昇した。トップを走る55号車(ARTA BMW M6 GT3)との差は12ポイントだが、まだ4レースあるので逆転は十分あり得る。次戦鈴鹿サーキット(8月27~28日)は1000kmのロングレースで、ポイントも他のレースより多く付与される。大量ポイント獲得のチャンスにチーム力で表彰台を狙っていく。


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