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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.05.08 12:36
更新日: 2019.05.08 17:46

ニッサン 2019スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | ニッサン 2019スーパーGT第2戦富士 レースレポート

 第2スティントで表彰台圏内の3位までポジションアップし、最後のスティントを平手に託しましたが、終盤にペースダウン。6位で持ちこたえてフィニッシュし、2戦連続でポイントを獲得しました。

 予選3番手からスタートした#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)は途中接触によるスピンなどがあり12位フィニッシュ。予選13番手の#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)はトラブルで一旦ピットに入り、7周遅れの14位となりました。

ロニー・クインタレッリ(#23 MOTUL AUTECH GT-R/決勝2位)

「最初のスティントは、開幕戦のことが一瞬よぎるような大雨でした。雨がやんでレースが再開してからは、序盤は苦しかったですがペースが上がってきてトップに復活できました」

「ピットインのタイミングも良く、いい形で次生選手に渡せたと思います。最後のスティントは、アウトラップで踏ん張ればトップを守れると思って、その通り順調に行っていましたが終盤グリップに苦労しました。結果は残念ですが、ランキングトップをこの先も守っていけるように頑張ります」

松田次生(#23 MOTUL AUTECH GT-R /決勝2位)

「(自分のスティントでは)GT300クラスと出会うタイミングが悪く、ストレートで38号車に抜かれてしまいました。ですがピット作業に関しては僕たちのチームには定評があるので、なんとかロニーに託したときにチャンスができるよう、離されないように頑張りました」

「今日の結果でランキングトップになりました。去年もこの時点でトップに立ちましたが、GTはここからが難しくなります。次戦以降も取りこぼしのないように戦っていって、8月の富士大会で大量得点ができるように頑張ります」

【GT300クラス】
GAINER TANAX GT-Rが今季初優勝を飾る

 GT300クラスは、今季から参戦を開始した#56 リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)がポールポジションを獲得。決勝では予選4位からスタートした#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が序盤にトップを奪取し、GT-Rがワン・ツー体制を築きました。その後#56 GT-Rは、最初のピット作業を終えたところで他車の逆転を許し3位後退。#11 GT-Rは早めのタイヤ交換作戦も奏功してレースをリードします。
 
 終盤に2位のマシンに急接近されましたが、最終スティントを託された安田が抑えきり、0.239秒差で逃げ切って今季初優勝を飾りました。#56 GT-Rは終盤101周目の1コーナーで4位となり表彰台を逃しましたが、レース参戦2戦目ながら今後に期待を持たせるパフォーマンスを発揮しました。

平中克幸(#11 GAINER TANAX GT-R /決勝優勝)

「昨日のフリープラクティスから調子は良かったんです。Q2で4位に食い込めたことが良い結果につながったと思います。決勝レースは、安田が大雨の中素晴らしい走りを見せてくれました」

「再開後は早いタイミングでドライタイヤに交換した、その判断が良かったのと、最終ラップに安田が踏ん張ってくれたおかげですね。チーム全体が完璧な仕事をこなした結果だと思います。なんとしても令和初のチャンピオンを手に入れたいですね」

安田裕信(#11 GAINER TANAX GT-R /決勝優勝)

「予選で4位に入れたことと、交代した平中さんがセカンドスティントで良いリズムを築いてくれたこと、この2点が今日の結果のほとんどだと思います。僕は、最終ラップで迫ってくるライバルを抑えただけです。去年はチャンピオン争いしながら取れなかったので、今シーズンはこのまま表彰台をキープし、シリーズ優勝したいですね」

GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)
GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)


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