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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.05.28 11:07
更新日: 2019.05.28 11:34

ブリヂストン 2019スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | ブリヂストン 2019スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

中嶋一貴選手

「クルマの調子が良かったのでスタートドライバーの自分が最初からプッシュしてギャップをひろげて(関口)雄飛に渡そう、と思ってスタートしました。オープニングラップで少しリードをひろげることができましたが、チームメイトの37号車も6号車もおなじブリヂストンタイヤですからペースが良くて、ギャップを大きくひろげることはできませんでした」

「セーフティカーがでたのはちょっとアンラッキーだったのですが、レースが再開してからもリードを保ったまま走ることができました。ピットインもいいタイミングで入ることができたし、ピット作業もノーミスでチームは完璧な仕事をしてくれました」

「雄飛に代わってから、後半スティントの序盤ではあまりペースが上がらず、ピットで見ていて少し心配しましたが、それでも雄飛なら抜かれることは絶対にないだろう、と信じていました」

関口雄飛選手

「(中嶋)一貴さんがスタートして1周で1.5秒くらい、2位との差をひろげて帰ってきたので、これはそのままギャップをひろげてもらえる、と思っていました。でも2周目以降は差がひろがることなく、しかもセーフティカーが入ってしまった。でもいいタイミングでピットインして交代したので“後は自分が頑張るだけ”という気持ちで走りました」

「アウトラップも最高の走りができたと思っています。大嶋選手のペースが速く、無理してペースを上げていっても最後はタイヤが厳しくなって、このまま逃げきることはできないだろうと考えました。だから気持ちを切り替え、6号車にタイヤを消耗してもらおうと考えました。GT500では前のクルマに近づくとダウンフォースが抜けて、タイヤを痛めやすくなるんです。その作戦は成功しました」

<ブリヂストン MSタイヤ開発部マネージャー:松本真幸のコメント>

「5月にしては記録的な高温、路面温度が高い状況でも、全く問題なく性能を維持して上位6位までを独占して、優位性を最大限しめすことができました。これは、シーズンイン前のマレーシア、セパンサーキットでテストし、走り込んで作り上げたタイヤが今回のコンディションでその力を発揮してくれた結果です」

「今回はレクサス勢が速さを発揮してくれましたが、NSX-GTもGT-Rもペースは良かったとおもいます。終盤にカルソニック IMPUL GT-Rがエンジントラブルでストップしてしまったのは残念です。次戦はタイ、チャンインターナショナルサーキットですが、同じく暑いコンディションのなかでも今回のような好成績を残せるよう各チームを強力にサポートしてまいります」

2019 SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット300km[GT300]

新田守男/阪口晴南(K-tunes RC F GT3/BS)が開幕戦に続いて第3戦の鈴鹿を制して2勝目

開催場所:鈴鹿サーキット
開催日:2019年05月25日(土)~2019年05月26日(日)

 第3戦の鈴鹿サーキットは、コーナリングに優れるマザーシャシー、JAF-GTの車両に対してFIA GT3マシンはやや不利という前評判があったが、それを覆す作戦で開幕戦優勝している新田守男/阪口晴南(K-tunes RC F GT3/BS)が、きびしいコンディションの状況下で絶妙なタイヤチョイスと作戦で2勝目を記録してランキングトップに躍り出た。

 今シーズン、開幕戦、第2戦で連続して2位を記録している高木真一/福住仁嶺(ARTA NSX GT3/BS)は、今回6位に入ってポイントを加算。ランキング2位となっている。

<予選>

 予選日、決勝日ともに記録的な高温が予想された第3戦では、高い路面温度に対応できるタイヤチョイスがキーファクターだった。予想どおりにマザーシャシーの松井孝充/佐藤公哉(HOPPY 86 MC/YH)がポールポジションを獲得。同じくマザーシャシーの坂口夏月/平木湧也(ADVICS マッハ車検 MC86 マッハ号/YH)が3番手、JAF-GTの井口卓人/山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT/DL)が4番手につけた。そして、新田/阪口組が2番手タイムをひねり出して、フロントロウに位置して決勝を迎えることとなった。

 他のブリヂストンユーザーは、高木/福住組が9番手、嵯峨宏紀/中山友貴組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)が13番手、2018チャンピオンの黒澤治樹/蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG/BS)が22番手、脇阪薫一/吉田広樹(埼玉トヨペットGB マークX MC)が25番手から決勝をスタートすることとなった。


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