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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.09.23 22:09
更新日: 2016.09.23 22:25

Arnage Racing スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | Arnage Racing スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

August 27th Qualifying Day 
曇り/ドライ  気温:33℃→32℃ / 路面温度:44℃→41℃
入場者;26,500人

 レースウィークは台風10号の接近で曇りと雨のマークが並ぶ天気予報。予選日も、朝のうちは暑い雲に覆われ、時折小雨がぱらついたが、コースコンディションはどうにかドライのまま。Arnage Racingもドライタイヤで9時20分からの公式練習をスタートさせ、安岡選手、加納選手、凜太郎選手が順にコースに出て、時間いっぱいを使ってマシンの感触を確かめた。ODYSSEY SLSは終始順調で、7月に公式テストに参加した成果もあり、よい方向で決勝に向けてのセッティングが決まった。午後になると空模様は予想外に好転し、夏の青空が広がる陽気となった。

 14時30分から行われた予選は、安岡選手がQ2進出をかけてマシンをコースに進めた。ところが、ODYSSEY SLSはここでまさかの変調を見せる。安岡選手がアタックを開始しようとしたとき、燃圧系のアラームが点灯、メカニックが懸命に原因究明を図ったが短時間のうちには解決せず、ODYSSEY SLSはまったくアタックできないままにQ1の時間を終えてしまった。

ODYSSEY SLS
ODYSSEY SLS

 予選終了後のチェックの結果、原因は燃圧ポンプの故障と判明した。燃圧ポンプは今大会終了後に交換の予定で、既に本国ドイツから空輸中であった。しかしこのタイミングのトラブル発生では間に合わない。チームに一瞬緊張が走った。幸い四日市市内に同じくガレージを構えるARN Racingさんが、保有している新品パーツをわざわざ四日市から届けてくださり、決勝を無事に戦うお膳立てができた。

 予選を戦えなかったために、決勝グリッドは最後列となったが、1000㎞レースの間にはチャンスもあるはず。特に、5度のピットインが義務付けられている今シーズンの鈴鹿1000㎞では、迅速で確実なピットワークを行うことが良いポジションを得るための重要なカギとなる。予選後、Arnage Racingはピットストップの練習を入念に行い、丁寧なメンテナンスを施して決勝に備えた。

 なお、予選の結果は以下の通り。

P1 #18 UPGARAGE BANDOH 86  中山友貴 / 山田真之亮 (1’57.876)
P2 #31  TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀 / 中山雄一 (1’58.092)
P3 #2  シンティアム・アップル・ロータス 高橋一穂 / 加藤寛規 / 牧野任祐 (1’58.127)
P28 #50 ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎 / 加納政樹(3’30.950)


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