当初チームは、4輪交換の次のピットストップではタイヤ無交換でピット作業時間を稼ぐ予定だった。しかし、最初のピットストップ後のタイヤの状況から無交換作戦が不可能だと判断していた。2回目のピット作業では後輪2輪を交換して給油を終え、第3スティント担当の加納選手が22位でコースに復帰する。レースは中盤に差し掛かり、マシントラブルやアクシデントで脱落するマシンが出てくる中、ODYSSEY SLSは好調なコンディションをキープしていた。加納選手も終始落ち着いたペースで悠々と走行を続け、ポジションを18位にまで上げていた。82Lap目、S字コーナー付近で300クラスのマシンがクラッシュ、セーフティーカーが導入されるアクシデントが発生。予定周回数より多い28周を走行した加納選手は90Lap目に17位でピットインした。

ODYSSEY SLS
ODYSSEY SLS

 3回目のピットインで、ODYSSEY SLSは再びタイヤを4輪交換。第4スティント担当の凜太郎選手にステアリングが渡された。このピットストップでも給油に時間はかかったが、ピットインのタイミングがよかったためか、凜太郎選手は順位を落とすことなく18位でコースに復帰した。第4スティント終盤、114Lapを過ぎた頃に、再び空が暗くなって雨粒が落ちてきた。雨はコースを濡らして、多くのマシンがワイパーを動かして走行し始める。再びピットインのタイミングが迫っていたArnage Racingもレインタイヤを準備したが、凜太郎選手のスティントを引っ張ってコースの状況を見極めていた監督は、117Lap目、ドライ続行を確信したところでマシンを呼び戻し、4回目のピット作業を行った。

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