公式練習 10月8日(土)10:00~11:35

 過去2年間、タイでのレースは厳しい暑さとの戦いとなっていたが、走行開始となる土曜日は、どうにも様子が異なっていた。それほど暑くないのだ。しかも、未明には激しいスコールに見舞われ、早朝の路面は濡れていた。

 これまでセッション中にスコールに見舞われたことは意外にも一度もなかったが、いよいよそういった心配もしなくてはならないのかと、誰もが思ったに違いない。公式練習もウェット宣言が出され、一部に濡れた部分を残していたから、なおのこと。

 しかし、間も無く路面は完全に乾き、走行には支障のない状態に戻された。最初に「#30 TOYOTA PRIUS apr GT」に乗り込んだのは佐々木選手。まずピットアウト~インを行い、最初のチェックが済んだところで、本格的に周回を重ねていくことになる。

 佐々木選手はすぐに1分35秒台に入れ、順調そのもの。20分目を過ぎたところで赤旗が出されるも、間もなく再開されると1分34秒台連発の後に、1分34秒766をマークして、これをこのセッションのベストタイムとした。

 セッションも40分を過ぎた頃からは永井選手にチェンジ。初めて走るコースということもあり、ピットストップを一回挟んだだけで40分間みっちりと、22周を走行することに。最初の頃は明らかに習熟に徹していたものの、事前に日本でシミュレータを使い学習してきたというだけあって、周回を重ねるごとにタイムが縮まっていく。

 そして1分36秒台を連発し、35秒台にはあと一歩のところで入れることが適わなかったが、1分36秒035を自己ベストとするまでになる。

 GT300単独のセッションは、再び佐々木選手がドライブすることに。ここでのタイムアップは果たせなかったものの、佐々木選手もまたトータル20周の走破に成功。ふたりともハイブリッドシステム非装着のプリウスをドライブするのは初めてだったこともあり、貴重なマイレージを稼ぐことにもなっていた。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円