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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.07.22 12:20

TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第1戦富士 レースレポート

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スーパーGT | TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第1戦富士 レースレポート

 前日の占有走行の時と同じく、5周目にアタックする為、慎重にウォームアップをしていき、残り時間が1分に1分27秒697を出し、暫定6番手。各車タイムを上げていき、カットラインが27秒台前半の激しい展開となり、再度のアタックをしていたが、タイムを更新することができず、12番手となりQ1を突破することはできなかった。

 Q1の結果は、8-100-3-37-16-38-39-36(以下順位確定)17-23-14-19-64-12-24の順となりました。
 
 Q2は残り1分にトップタイムをたたき出した37号車のタイムを更新するマシンは現れず、ホームコースでGR Supraがポールポジションを獲得した。2番手はQ1でもコースレコードを出した8号車、3番手は36号車と上位3台はすべてコースレコードを上回る予選となりました。予選結果は、37-8-36-100-38-39-3-16となりました。

●宮田莉朋選手コメント(予選後)

「かなり厳しい感じだったのですがGR Supra勢の中ではタイム差もあまりなく、コンマ1、2秒のところでQ1突破とはなりませんでした。ミスなくベストは尽くしました。
決勝は国本選手とチーム一丸となってヨコハマタイヤとともに戦います」

●坂東正敬監督コメント(予選後)

「経験させてあげることで自信がつくと思い宮田選手で申請しました。路面温度や路面状況が気になる所でしたが、ドライで行けました。想定温度とは違いましたので12番手という結果になってしまいましたがいろいろなことを考えると伸び代はあったので悔しかったですが、すぐに決勝のプランをチームで組みました」

「GR Supraのデビュー戦、37号車がポールポジションだったので悔しい反面、うれしさもありました。TRDをはじめ開発の方々の努力が報われた瞬間でした。素晴らしいマシンを武器に今後も頑張ります」

■決勝 7月19日(日)【9位】

天候:曇り
コース:ドライ
気温/路面温度 開始:26度/39度>中盤:26度/39度>終盤:26度/34度

 午前中に行われた予選により12番手からスタートとなる19号車WedsSport ADVAN GR Supraはチーム5年目の国本選手がスタートドライバーで決勝を戦う。決勝前のウォームアップ走行を終え各車スタートグリッドに着くころには、ここのとろずっと雨模様だったのが嘘のように晴れわたっていた。

新型コロナウイルスの影響により無観客開催の為、グランドスタンド、グリッドにいつものように観客がおらず静かななか、開会宣言等もビデオメッセージにてオープニングセレモニーが行われた。15時00分に青空のもとフォーメーションラップが始まり、いよいよ3カ月遅れのレースが幕をあけた。

 混乱はなく全車綺麗に1コーナーに飛び込み静かなスタートになるかと思われた直後、100R外側でリヤセクションが大きく破損した12号車の衝撃的な映像が映し出された。2周目にセーフティカーが導入されるが、直前に19号車はひとつ順位を下げて13番手となっていた。

 6周目にセーフティーが入り、リスタートされると今度は順位を大きく変動することなく周回を重ねていく。前を走る24号車のすぐ後ろにつけ、オーバーテイクの瞬間を狙う。12周目のセクター3にて24号車をオーバーテイクし12番手にポジションを戻した。そのまま3秒前を走る23号車を狙って行く。19周目に1分31秒065で自己ベストを出すと続く、20周目にもさらに自己ベストを更新し迫っていく。

WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)

 レースの1/3を過ぎた23周目からNSX勢を中心にピットインするマシンが出始めた。19号車も当初は早めにピットインも考えていたが、1分31秒前半のペースで走り、国本選手からも「まだこのペースでいける!」と無線が入り、チームはピットインのタイミングを伸ばす決断をした。

 31周目には19号車と3号車を除く全車がピットインを済ませるものの、19号車はそのままのペースを刻み続けた。タイヤを最後まで使い切り、レースの半分となる33周目にピットイン、タイヤを4輪交換、給油、ドライバーを宮田選手に交代し、10番手でコースに復帰した。

 その直後にセクター3にてGT300の車両がコース上に止まってしまったため、ふたたびセーフティカーが導入された。43周目にリスタートし、19号車はそのまま前のポジションを狙っていく。48周目には1分30秒609でベストラップを更新しながら23号車に一気に迫り、そのまま49周目の1コーナーでインに飛び込み一気にオーバーテイクし、9番手にあがった。


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