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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.11 21:18
更新日: 2020.08.11 21:19

TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

【公式予選】14位

 予選Q1のドライバーは開幕戦に続き宮田選手が担当。予選前の緊張した面持ちでマシンへと乗りこむ。前回は0.3秒足りず、Q2進出を逃したが、他のGR Supra勢よりハンデウェイトが軽いので、何とか上位8台に入りたい。

 路温は37度と午前中に行われた公式練習の時よりはかなり下がってきていた。今回は予選開始から全車ピットで待機し、ウォームアップ、アタック時の路面状況をうかがう。 19号車は1分30秒経ったところで4台目と早めのコースインをした。

 その後すぐに他車もコースインして15台がそれぞれアタックをしていく。宮田選手は下がってきているとはいえまだまだ高い路温の為、早々にウォームアップを終え3周目にアタックを開始。各セクターで順調にベストを更新し、1分28秒236で暫定2番手のタイムを叩きだす。

 しかしその後、他車も続々とベストタイムを更新していく。15時13分にチェッカー降られた時には残念ながら14番手まで落ちてしまい。Q2進出はならず、後方からのスタートになってしまった。

 Q2は残り2分から各車がアタックラップに入り、残り1分で1分27秒300を出した8号車が残りの車を押さえてトップに、2番手は17号車、3番手は39号車となりました。予選結果は、8-17-39-12-23-36-100-14となります。

●国本雄資選手コメント(予選後)

「予選はQ1突破する事が出来ず14番手でした。非常に厳しい、残念な予選となってしまいました。公式練習から予選に向けて、もっと速くなるようにセットも変更して予選に挑んだのですが、思っていたようなパフォーマンスを発揮できず、想定タイムよりも遅くなってしまい、残念な結果となってしまいました」

「エンジニア、ドライバーとで問題点を解決できるように話しをしているので、決勝に向けては車をアジャストさせて、良い状態に持っていけるようにしたいと思います。14番手からのスタートですが、しっかりとミスなく戦い、ポイント獲得し、今後のレースに向けてデータを沢山取れるようにしたいと思います」

●宮田莉朋選手コメント(予選後)

「予選Q1を担当しました。厳しい結果となってしまいましたが、まだ決勝はどうなるかわかりませんし、周りのタイヤの状況もわかりません。僕らは決勝に向けては強いタイヤを選択しているので、チームと横浜ゴムさんと共にいい結果を残せるように頑張りたいと思います」

●坂東正敬監督コメント(予選後)

「ドライバーには辛い思いをさせてしまいました。データを分析してエンジニアと決勝に向けてセットアップを変更したいと思います。応援してくださった方々には大変申し訳ない結果ですが決勝は必ず巻き返せると思っているので、明日の決勝はチーム力で頑張りたいと思っています」

■8月9日(日)

【決勝】15位

天候:曇り
コース:ドライ
気温/路面温度 スタート直前:30度/40度 中盤:29度/40度 終盤:30度/41度 終了:29度/40度

 富士山は見えず、上空は朝から雲に覆われていたが、ウォームアップ走行の行わる昼頃には日差しが出てきて、気温、路温は上がり、いつもの夏のレースの模様となってきた。

 まずは国本選手からステアリングを握り、前日までとは大きく変えたセットアップを確認する。他車の状況はわからないが、5周目には1分30秒514で5番手のタイムを刻む。

 さらにタイムを削り1分30秒083を出したところで、決勝に向けてのピットワークシミュレーションも行い宮田選手へと交代し、チェッカーまで走行する。新しいセットアップはブレーキも止まりやすく、ダウンフォースのバランスもいいとかなりの好感触の無線が入り、決勝での追い上げに期待が高まった。

 決勝は国本選手がスタートを担当。1周のフォーメーションラップを終え、各車一斉に加速をし、TGRコーナーへと飛び込んでいった。19号車WedsSport ADVAN GR Supraはアウト側から一気に前にいた64号車、3号車をオーバーテイクし、前を走る38号車へと食らいついていった。

 僅差のまま周回を重ねていき、富士スピードウェイの名物1.5kmのホームストレートで6周目には302.521km/hをマークする超高速バトルを繰り広げられた。その後もなかなかオーバーテイクはできなかったが、大きく離されることははく、レースは進んでいった。

 24周目に前を走る38号車がピットインを済ませると、19号車WedsSport ADVAN GR Supraも予定通り25周を走ったところでピットインをする、ドライバーを宮田選手に交代、タイヤ交換、給油を素早く済ませ、38号車の前の13番手でコースに復帰することに成功した。

WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)

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