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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.11 21:18
更新日: 2020.08.11 21:19

TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

 29周目にはアウトラップの16号車をオーバーテイクして12番手。31周目にタイミングを引っ張っていた3号車がピットインをした為、11番手に。続いてピットイン済ませてアウトラップだった23号車もオーバーテイクして入賞圏内の10番手に入った。GT500勢で最後まで引っ張っていた24号車もピットインをすると9番手に上がった。

 さらに36周目にトップを走っていた8号車がスピンをして止まった為、8番手と前戦の結果を上回るポジションとなった。前を走る100号車へのギャップも少しずつ詰めていき、その前の5位争いまでが見える範囲まで上がってきた。

 しかし、46周目に宮田選手から突然まっすぐに走らなくなったという無線が入り、急きょピットへ戻ってきてしまった。マシンをガレージへしまい、メカニックが確認すると、ドライブシャフトが折れてしまっていた。

 後方から順調に追い上げ、上位が見えていたが、残念ながら19号車WedsSport ADVAN GR Supraはコースへ復帰することは出来ず、そのまま46周で完走扱いの15位でレースを終えることになってしまった。

 レースは、トップの8号車と2番手の17号車が後方を序盤から突き放して逃げ、2位と3位とのギャップを広げて行く中、15周目に17号車が8号車をパスしてトップに躍り出ると、8号車を引き離し単独トップへ。

 途中、17号車はピット戦略で36周目に8号車に一時トップを譲るものの、8号車の単独スピンでトップを取り返した後は、2位との差を15秒と広げたまま単独トップ走行を重ねてチェッカー。

 2位は24周目に2位へ躍り出た36号車がそのまま、3位はレース途中まで争われた3位争いを制した14号車が獲得しました。以下、37-100-39-38-3-23-16-12-24-64-8-19となります。
※12号車の40秒ペナルティ反映の確定順位となります。

 次戦のRd3は舞台を移し、三重県の鈴鹿サーキットで行われます。サーキットの特徴も大きく異なりますので、表彰台のトップを目指し、爆走していきます。皆様のご声援、誠にありがとうございました。

WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)

●国本雄資選手コメント(決勝後)

「結果は残念ながらドライブシャフトが折れてしまい、走行不能となりレースを終えてしまいました。土曜日から走って、昨日は調子があまりよくなく、予選でも良いパフォーマンスを発揮する事が出来できず、公式練習のロングランをみても苦しいレースを覚悟していたが、予選後にエンジニアが原因を究明してくれ、大きくセットアップを変更し、レースに挑めました」

「僕のスティントはタイヤもコンスタントに走れ、タイムを安定していました。ポジションも2つ上げて宮田選手に繋げる事が出来ました。僕は短いスティントでしたが良いペースで走れ、後半の違うコンパウンドのタイヤを履いた宮田選手のぺースも良く、ピットでも順位を上げることも出来、ポイント圏内を走れていたので、最終的な結果は残念でしたが、チームとしてはその中では良いレースだったと思います」

「次の鈴鹿はウエイトハンデの軽い状態で臨めることはポジティブな要素ですので、ここまでの2レースのデータを元に、すべてを形にして優勝を目指したいと思います。応援ありがとうございました。

●宮田莉朋選手コメント(決勝後)

「今回も第2スティントを担当しました。ペースがすごく良く、ピットアウト時よりも2ポジションアップすることが出来ました。8番手を走行して、前の5位までの集団も見えていたところでしたが、GR Supraコーナーを立ち上がったところでメカニカルトラブルに見舞われてしまい、そのまま走行を終えることになってしまいました」

「メカニカルトラブルはメカニックがどれだけメンテナンスをしていても起こってしまうもので、仕方ないとも思います。しかし、これだけペースの良いレースが出来、収穫できたものは大きいと思います。これを次の鈴鹿にいかし、この悔しさを晴らせるように優勝目指して頑張りたいと思います。今回は沢山の応援ありがとうございました。引続き応援よろしくお願い致します」

●坂東正敬監督コメント(決勝後)

「正直に悔しいですね・・何故?と思う気持ちしかありません。スポンサー・ファンの皆様本当に申し訳ありませんでした。エンジニアの提案でセットアップを変更して、国本選手もスタートを上手く決め、作戦もショートで入る作戦でピットワークも素晴らしく、ピットで38号車を逆転し、その後のペースも速く、宮田選手は前方に追いつこうとしていた時でした」

「もちろん、14番手から勝つのは難しかったレースでしたが全員の力で壊れるまでは100点のレースでした。持っているパフォーマンスは出せたので本当に悔しいです。まずは原因を追究して鈴鹿に望みます。チームの悔しい気持ちは次の鈴鹿でぶつけます。応援ありがとうございました」

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