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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.11.21 11:09

51号車LM corsa スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | 51号車LM corsa スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

■予選
11月12日(土)天候:晴れ/コース状況:セミウェット
8番手 1分57秒349

 公式練習でクラッシュしてしまったJMS LMcorsa 488 GT3だが、メカニックの懸命な作業によって修復完了。予選に挑むことが可能になり、まずは一安心といったところだ。

 さて、その予選だが、今回はQ1、Q2と続くノックアウト方式ではなく、15分の1セッションだけで、ひとりのドライバーのみがアタックを行う。しかし、同じドライバーが連続して予選に挑むことは認められていない。第3戦の予選には新田が挑むこととなった。

 天気予報どおり土曜日のツインリンクもてぎは好天に恵まれることとなったが、早朝の路面は水たまりは無いがまだ濡れたまま。タイヤ選択が気になるところではあったものの、路面が乾いていくことを想定してまずはドライタイヤを装着して新田をコースへと送り出す。

 1周して新田はピットに戻り、走行に支障がないことは確認できたがドライタイヤが発動するような路面状態ではないことを告げたことから、レインタイヤに交換して再度アタックが行われることとなった。

 計測2周目に2分4秒台に入れた新田は、さらにアクセルを踏み込んでいき2分1秒292をマーク。そしてラストアタックで1分59秒266にまで短縮を果たす。予選終了間際になってようやくタイヤも温まり、もう1周あれば更にタイムは削れたはずだったがここでチェッカーが出て、8番グリッドを獲得することとなった。

■決勝
11月12日(土)天候:晴れ コース状況:ドライ
11位 50周

 予選終了から4時間足らずで決勝レースのスタート進行が開始され、最初に設けられるウォームアップは通常より7分長い15分間での計測となる。もう路面は完全にドライコンディションとなっていて、ようやくドライタイヤが装着できる状態となっていた。

 スタートを担当する新田がまずJMS LMcorsa 488 GT3に乗り込みピットアウト~インを2回行い、レース中のピット作業シミュレーションをしつつ都筑にチェンジ。

 交代した都筑が1分50秒184、50秒541と好タイムを連発したところでウォームアップは終了。その後マシンの最終チェックが行われて、グリッドへと送り出された。

 スタート直後、そしてオープニングラップには混乱もなく開始された決勝レースながら、2周目に差し掛かるといきなりアクシデントが発生。まず第1アンダーブリッジで1台がコースアウト。すぐにセーフティカーがコースインするが、それから間もなく第2アンダーブリッジでもクラッシュがあり、大破したマシンとコース上に流れた液体がモニター上に映される。

 セーフティーカーランは5周に渡って行われ、リスタートにも混乱はなく新田はポジションをキープ。しばらくは均衡状態が続いたが、15周目には2台にかわされ、さらにもう1台にも……。

 予想以上に路面温度が上がってきたためタイヤのグリップダウンが著しく11番手にまで後退してしまったことから、ミニマムの周回数でピットに戻すことをチームは決断する。


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