鈴鹿スポット参戦の小林可夢偉も登場。スーパーGT岡山公式テストのエントリーが発表

　FIA-GT3とJAF-GT、マザーシャシーが覇を競うGT300も、年間エントリーする25台全車が参加する。また、その年間エントリーではTBNとされていたドライバーやエントリー車両名などが明らかとなった。

　TEAM MACHの5号車はマッハ車検 MC86 GTNETとしてエントリー。ドライバーは坂口夏月と藤波清斗のふたりが起用された。坂口はHFDP（ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト）からJAF-F4に参戦した経験があり、藤浪は昨年スーパー耐久のST-Xに参戦していた若手。ともに1995年生まれの22歳というフレッシュな顔ぶれとなった。

　DIJION RACINGの48号車はGT-R GT3として、昨年に引き続きニッサンGT-RニスモGT3を投入。ドライバーは高森博士と田中勝輝、そしてバースレーシングプロジェクト（BRP）代表の奥村浩一が名を連ねた。

　JLOCが投入する87号車、88号車の体制も明らかとなった。87号車はショップチャンネル ランボルギーニGT3として、88号車はマネパ ランボルギーニGT3としてランボルギーニ・ウラカンGT3を投入する。

　87号車は細川慎弥と佐藤公哉、88号車は織戸学と平峰一貴という布陣となっており、テストでは山西康司や高橋翼、元嶋佑弥もステアリングを握る。

”大魔神”こと元プロ野球選手の佐々木主浩が総監督を務めるD’station Porscheには、スベン・ミューラーが藤井誠暢のパートナーとして名を連ねた。ミューラーは15年からポルシェ・ジュニアプログラムの一員として活動。同年5月のWECスパではチーム・マンタイのポルシェをドライブした経験を持つ。

　また、TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAを走らせる山田真之亮のパートナーには、オーストラリア出身のジェイク・パーソンズが登録されている。

　そのほか、この岡山テストでは8チームが第3ドライバーを起用。チャンピオンマシンのVivaC 86 MCは土屋武士が乗り込むほか、JMS P.MU LMcorsa RC F GT3は山野直也が、埼玉トヨペットGreenBraveマークX MCは脇坂薫一が、エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTは植田正幸が、RUNUP GT-Rは清原章太がステアリングを握る。

■スーパーGT公式テスト岡山　GT500エントリーリスト（3月6日時点）