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クルマ ニュース

投稿日: 2020.12.09 16:10
更新日: 2020.12.09 16:27

2020-21日本・カー・オブ・ザ・イヤー選出の『スバル・レヴォーグ』斎藤聡、松田秀士が受賞理由を語る

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クルマ | 2020-21日本・カー・オブ・ザ・イヤー選出の『スバル・レヴォーグ』斎藤聡、松田秀士が受賞理由を語る

 それでは、大賞に輝いたスバル・レヴォーグ以外に、10ベストカーのなかで印象に残ったクルマ【イチ推しカー】を、先述の選考委員おふたりに伺った。

■モータージャーナリスト 斎藤聡
【イチ推しカー】トヨタ GRヤリス

「車種でいえばホンダ・フィットが良かったと思います。ただし、グレードまで仕分けると個人的にはGRヤリスを無視することはできません」

「電子制御多板クラッチを使った現在では、比較的オードソックスな4WDシステムですが、堅牢なボディと多板クラッチユニットと、おそらくはリヤデフの容量が1ランクか2ランク大きく、その結果きっちりと駆動トルクが後輪に伝わる、コンペティティブな4WDマシンとなっています」

「エンジンも新設計。これもコンペティションユースを念頭に置いているのですから、すぐにでもモータースポーツシーンで華々しい活躍が見られるに違いありません。国内のさまざまなモータースポーツシーンで、そしてWRC世界ラリー選手権でどんな活躍を見せてくれるのか今から楽しみです」

GRヤリス
GRヤリス

■モータージャーナリスト/レーシングドライバー 松田秀士
【イチ推しカー】マツダMX-30

「私は、マツダMX-30に10点(最高得点)を入れました。これまでマツダのデザインは引き算の美学という、武士の時代を思わせるとても日本的なものが主流だったが、MX-30はそこに今度は足し算の楽しさを吹き込んだように思える。このデザインは素晴らしい」

「しかもインテリアのデザインもこれまでの日本車にはなかったシンプルでいて飽きのこないものだ。センターディスプレーをダッシュボード上面の遠目にセットし、ドライバーの視線移動を抑えて、なおかつ焦点距離を稼ぎ目の疲労を抑える設計だ」

「ADAS機能も充実していてACC+LKAで疲労を抑えながら高速走行ができる。またドライブフィールがとても楽しく、スムーズなホイールトラベルで乗り心地とスポーティーさとの棲み分けができている。所有することが楽しくなる久々の日本車だと思う」

デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したマツダMX-30
デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したマツダMX-30


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