この電動コンパクトSUVのインフォテインメントパッケージは、アウディおなじみのMMIと、MMI plus、MMI proの3つのレベルから構成され、拡張現実(AR)を用いたヘッドアップディスプレイや、アウディバーチャルコックピットプラスなど、構成レベルに応じてさまざまな機能が提供される。
また、オプションで公共充電ステーションの近くを通る最適なルートを提案するインテリジェントな“e-tron ルートプランナー”を含む、Audi connect(アウディコネクト)オンラインサービスも提供される予定だ。
その心臓部には現地仕様で2種類のバッテリー容量と3種類の駆動方式が用意され、Q4 35 e-tronは最高出力125kW(170PS)の電気モーターを1基、Q4 40 e-tronは最高出力150kW(204PS)の電気モーターを1基搭載し、ともにリヤ駆動に。
最上位バージョンのQ4 50 e-tron quattroは、2基の電気モーターによる電動4輪駆動システムを備え、最高出力220kW(299PS)、0~100km/h加速は6.2秒、最高速度180km/h(リミッター)のパフォーマンスを実現した。
その一方でEVにとって最重要項目となる航続距離も、アウディQ4 40 e-tronで最大520kmを走行可能。最大出力125kWの充電規格に対応することで、理想的な条件ではわずか10分の充電で、約130km(WLTPモード)を走行することが可能となっている。
もちろん数多くの運転支援システムも搭載しており、これらシステムのエネルギー消費量を最適化し、予測的な運転スタイルをサポートする“プレディクティブ・エフィシェンシーアシスト”も採用。2021年6月にはヨーロッパで発売予定で、日本仕様の装備やスペック、導入時期や価格なども追ってアナウンスされる見込みだ。
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