日曜日の決勝レース第2戦は、ふたたびウエットコンディションでの戦いとなった。ここでは宮田がスタートに出遅れ、笹原が前に。だが、チームメイトの連勝を許すまいと、オープニングラップのアトウッドで角田が逆転に成功。

 ペースの上がらない宮田は、大滝拓也(SRS/コチラレーシング)と高橋の先行すら許していた。そんな状況の中、1コーナー立ち上がりで止まった車両があり、回収のため2周にわたってセーフティカーランが実施される。

 間隔が詰まったことで、リスタート後の混乱が心配されるも、そこはカートレースでローリングスタートは得意な猛者ばかり。上位に動きはなかったものの、アトウッドでは高橋がコースアウトで大きく順位を落とす。これで宮田がひとつ順位を上げたが、ペースは今ひとつ伸びず、11周目に澤田、大湯に相次いでかわされてしまう。

FIA-F4選手権岡山 第2戦を制した角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
FIA-F4選手権岡山 第2戦を制した角田裕毅(SRS/コチラレーシング)

 3番手を走る大滝こそ単独走行となったものの、角田と笹原によるトップ争いは最後まで続いた。最終ラップのパイパーコーナーでは、笹原が角田にあと一歩まで迫ったものの、縁石に乗って姿勢を乱し、これで勝負に決着が。僅差ながらも逃げ切った角田が初優勝を飾り、16歳11か月で最年少記録を更新した。

FIA-F4選手権岡山 第2戦トップ3
FIA-F4選手権岡山 第2戦トップ3

「最後まで行けるな、とは思っていなくって。今週はあんまり勝てる気がしていなかったんです。でも、笹原選手とは速いところに違いがあって、要所を抑えつつ、向こうのミスがあってなんとか勝てたという感じです」と角田。

 一方、このレースウィークは2位、6位という結果に甘んじた宮田は、「昨日も今日も全然グリップしなくて、その原因がはっきり分からなくて困っています。ドライビングでどうにかなる感じではなさそうで……」と、やや困惑気味だった。

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