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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.10.27 18:35
更新日: 2017.10.27 18:36

スーパー耐久:ENDLESS SPORTS ST-X/ST-4クラス 2017第6戦岡山 レースレポート

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国内レース他 | スーパー耐久:ENDLESS SPORTS ST-X/ST-4クラス 2017第6戦岡山 レースレポート

ENDLESS SPORTS
スーパー耐久シリーズ 2017 最終戦

開催日:2017.10.14~15
サーキット:岡山国際サーキット
チーム体制:ENDLESS SPORTS
マシン:13号車ENDLESS ADVAN 86
ドライバー:小河諒/高橋翼/花里祐弥

予選結果:クラス2位
決勝結果:クラス3位
最終ランキング:ST-4 CLASS 2位

[予選/10月14日(土)] 13号車 2位

Aドライバー/小河諒 4位 13:00~ ドライ(11分間の赤旗中断あり)
Bドライバー/高橋翼 6位 13:40~ ドライ
Cドライバー/花里祐弥 9位 PM2:10~ ドライ

 4月にもてぎで幕を開けた2017年シーズンは、もがき苦しんだシーズンだった。3位、2位……と表彰台に上がるも、ライバルの86号車との差は広がるばかりで、最終戦を待たずして連覇の夢は途絶えてしまった。となれば、この最終戦で勝利を掴んで一矢報いたい。
 
 結果は2位に終わったが、チームだけでなく、雨のなか、朝早くから駆けつけてくれたファンの心にも残る熱い走りを見せることができたのは……。間違いない!

 最終戦はいろいろな面で荒れたレースとなった。つい数日前には30℃に迫ろうかと言う暑さだったのに、翌日には20℃を切るという天候。加えて路面コンディションもドライにウエットと日替わり状態が続いた。

13号車ENDLESS ADVAN 86
13号車ENDLESS ADVAN 86

 
 ライバルに立ち向かうには、同じことをやっていても勝てない。決勝が行われる日曜日は雨の予報。だから木/金曜日の練習走行では、単なるタイヤのチェックではなく、乾きだしたウエット路面ではどのタイミングでドライ用タイヤに切り替えるかなど、あらゆる状況を想定してチェックを行なった。

 予選は天気予報どおり、雨が落ちることもなくドライ路面となった。今回は足回りのセットを一新。ダンパーの微調整に加え、スプリングも変更して、しなやかな動きを重視したセットで挑んだ。
 
 これまでのセットは、タイヤのタレが掴みにくかったが、今回のセットははっきりと分かる。マシンの状況に合わせたベストな走りができるとなれば、間違いなく、ライバルの86号車に近づける。

 Aドライバーによる予選では、当チームとランキング2位争いを繰り広げているマシンが全損に近いクラッシュ。これで赤旗が振られる。アタックに入っていた小河にとっては痛かったが、この赤旗がなかったとしても1分42秒台。86号車には届きそうもない。

 Bドライバーの予選は、10分遅れで始まる。一方、高橋はじっくりとタイヤを暖めてアタックに入るが、なかなかクリアラップが取れず、1分43秒台の6番手にとどまる。ただ、Bドライバーの予選では86号車1台だけが抜けていて、2番手から11番手までの10台が1秒以内という肉薄した戦いとなった。
 
 A+Bドライバーの合算タイムでは2番手。今季、最高位のポジションをもぎ取ることに成功した。


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