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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.10.27 18:35
更新日: 2017.10.27 18:36

スーパー耐久:ENDLESS SPORTS ST-X/ST-4クラス 2017第6戦岡山 レースレポート

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国内レース他 | スーパー耐久:ENDLESS SPORTS ST-X/ST-4クラス 2017第6戦岡山 レースレポート

[決勝/10月15日(日)] 13号車 3位

8:35スタート 11:35チェッカー 3時間レース ウエットコンディション
セーフティカー導入 1回目:46~49LAP 2回目:67~71LAP 

 岡山ラウンドの決勝レースは、これまで同様2グループ(Gr.1:ST—X/ST-TCR/ST-1/ST-2/ST−3 Gr.2:ST-4/ST-5)に分けて行われた。ハチロクが走るGr.2の決勝レースのスタートは8時35分にスタートが切られる。
 
 以前のような朝のウォームアップ走行が設けられていないため、路面に合わせた細かなセッティングはできない。簡単に言うならこれまでのデータを元にいくしかない。
 
 決勝当日の予報はと言うと雨。確かに前夜から雨が降り、路面も完全なウエット状態。スタート進行が始まっても雨は落ちてこない。他のサーキットに比べると乾きにくいと言われる岡山だけに、仮に雨が落ちてこなくても、強い日差しがささない限り、1時間ぐらいで乾くとは思えない。
 
 とは言ったものの最終コーナーよりの空は明るく、雲の薄いところからはわずかだが日差しも見られる。早い話がどっちに転ぶか分からない状況だった。
 
 全車、スリックタイヤでグリッドに付く。競技委員長からローリングスタートではなく、セーフティカースタートが告げられる。通常のローリングスタートと見た目は変わらないが、セーフティカースタートの場合、セーフティカーが動き出した時点で時計が動き出すのと、スタートまでの間にピットストップしてドライバー交代すれば、義務付けされている2回のピットストップのうちの1回を消化したことにもなる。
 
 後方グリッドからスタートするチームは、ここでピットに入って勝負に出るが、当チームは最前列からのスタート。この手のギャンブルはできない。

13号車ENDLESS ADVAN 86
13号車ENDLESS ADVAN 86

 3ラップをセーフティカーに誘導された後、スタートが切られる。予想した通り、路面は完全ウエット。スタートドライバーの小河は、まずまずのスタートを切るがトラクションがかからず、明らかに遅い。
 
 ライバル勢が1分52~53秒で走るなか、当チームのハチロクは55~56秒台。5ラップ目には5番手、7ラップ目には7番手、8ラップ目には9番手にまでポジションを落とす。
 
 レコードラインの雨水が少なくなってくると、小河のペースも54秒台に上がり、大きく引き離されなくなったが、依然として厳しい状況が続いた。20ラップ目、6番手までポジションを戻したところで雨が落ちだす。
 
 1回目のピットストップ。チェッカーまでの時間は2時間と7分のところ。高橋にスイッチ。タイヤはそのまま、ガスだけ入れて高橋をコースに送り出す。ポジションは11番手にまで落ちているが高橋もジワジワと追い上げ9番手にまで上がる。

 42~43ラップ過ぎ、トップグループのピットストップが始まる。その直後の46ラップ目、クラッシュしたマシンがコース上に止まったためセーフティカーが5ラップに渡りレースをコントロールする。このタイミングでほとんどのマシンが
2回目のピットストップを消化。


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