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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.06.11 10:55

Audi Team DreamDrive スーパー耐久第3戦富士 レースレポート

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国内レース他 | Audi Team DreamDrive スーパー耐久第3戦富士 レースレポート

 
 予定通り8時頃にピットインしレギュラードライバー陣の疲れもピークだったため本レース初スティントのDドライバー奥村選手にステアリングを託した。危なげなく周回を重ねる。残り6時間を目の前にした頃ST-TCRクラス2番手の#
65アウディがトラブルで停車。ST-TCRクラスの順位は夜間からトップを含めめまぐるしく変わっている。

 #45プリズマ☆イリヤ RS3 LMSは深夜以降はペースを落とす事無く安定した走りでじわじわとポジションをアップ。開始18時間(残り6時間)の地点で総合27位ST-TCRクラス5番手まで周回を重ねていた。奥村選手から竹田選手へは予定通り9時20分頃チェンジを行い、ラスト6時間を切っても諦めることなくマシンを走らせた。
 
 その後離脱していた#97シビックはコース復帰するも修復に時間がかかっていた#65アウディに追いつく。11時頃田ヶ原選手とルーティーンのドライバーチェンジを行い開始21時間(残り3時間)地点で総合21位ST-TCRクラス4番手にまでランクアップ。ST-TCRクラス3番手の#19アウディとの差も6ラップまで詰め寄っていた。
 
 12時40分頃に白坂選手、13時50分頃に田ヶ原選手へとタスキをつなぎ開始24時間地点で総合19位ST-TCRクラス4番手で完走し過酷な24時間レースのチェッカーを受けました。チームのほとんどが24時間レースは初の体験でした。また本レースも接触によるトラブル以外メカトラブルがなかったことでロングドライブの可能性を見出せ非常に良い経験となったことは言うまでもありません。
 
 序盤に順位を下げましたが、深夜以降のレース展開はドライバー・メカニックともにやるべきことはすべてやりきり疲れが出始める深夜早朝もミスなく完璧な仕事ぶりでした。
 
 今回も多くのお客様・関係者に応援いただきひとりでも多くの方にレースを楽しんでいただけるようマネージャー、裏方スタッフも不眠不休でレースを支えました。4位完走でしたがプリズマ☆イリヤ RS3LMSは年間ランキング2位をキープしたまま折り返すことになります。
 
 次戦オートポリスラウンドは5時間レースとなることからさらなる激戦が予想されます。チーム一丸となって次戦でも優勝を目指す走りを行いますので、今後ともAudi Team DreamDrive プリズマ☆イリヤRS3 LMSの応援をよろしくお願いします。

プリズマ☆イリヤ RS3 LMS
プリズマ☆イリヤ RS3 LMS

 

ピレリスーパー耐久シリーズ2018 富士SUPER TEC24Hラウンドを終えて
代表・監督 澤田栄宏

「序盤に接触を起こし順位を下げましたが、その後は諦めず果敢な走りで完走チェッカーは非常に多くの経験を得ることができました。多くのお客様に支えられ応援いただきましたが、表彰台に一歩及びませんでした。次回は必ず良い結果が出せるようチーム一同やりきります」

「開催会場のFSWでも多くのお客様に楽しんでもらえるイベントが沢山準備されていましたのでご来場の方々にとっても思い出に残る24時間だったかと思います。地元との調整など尽力いただいたFSW、事務局、そして45号車を応援いただいた関係者、協賛企業様、そしてチームのメンバー本当にありがとうございました」

Aドライバー 竹田直人

「初めての24時間耐久を完走しました。助っ人を呼ぶことはあまりせずレギュラーメンバーにこだわりました。唯一、私のレーシング人生のメンターの一人“よっちゃん”を召喚しての参戦です」

「練習走行が少なく予選では一発の速さがなかったですがそれは耐久レース気にせず決勝を迎えました。夜間の走行中にクラッシュをして大きなタイムロスをしたこと反省しています。それでもコースに返してくれたメカニックには感謝しております」

「ドライバーは交代ですがメカニックやマネージャーは交代できません。24時間は本当に大変でした。さぞかし応援も大変だったかと。みなさんありがとうございました!」

Bドライバー 白坂卓也

「自身初の24時間レースとなりましたが、5スティントを走り切れたことは自信に繋がりました。厳しいレース展開でしたがチーム一丸となり乗り切れた経験は、結果以上に得るものがあった完走だったと思います。今回も応援ありがとうございました」

Cドライバー 田ヶ原章蔵

「富士では50年ぶり、僕自身としては15年ぶりの24時間レースでした! 今回も素晴らしい体制を用意してもらい、攻めて攻めて攻めた結果でした。結果は残念でしたが、我々は攻めて勝ちたいのです!」

「それにこたえるように最高の車を用意してくれた、チーム、メカさん、裏方のすべての方々、そしてアウディさんにも心より感謝申し上げます。最後の最後まで、全快でアタックできる最高のクルマでしたからね!! 我々は速いし、強い!
ですが、力を出し切れていない、奢り、過信、ミスをなくし、そして個の力をさらにパワーアップして次戦以降に挑戦し続けます!」

「応援して下さったすべての方々、45号車全ての関係者様、本当にありがとうございました! お疲れ様でした。このチームで、このメンバーで必ず勝ちます!! 引き続きの熱い応援宜しくお願い申し上げます!」

Dドライバー 奥村佳之

「今回富士24時間レースに、ドリームドライブの一員として、最高の順位でチェッカーフラッグを受けるには……と考えると、事前テストもなしの状態では乗らないこともと考えていました」

「それでもチームのみなさんの計らいにより走行時間を与えてもい、走り出せば天気も良くこのまま富士山に登って行ってしまうような気分でドライブできました。みなさんにとっては長い長い24時間も、僕だけはあっと言う間の夢のような時間でした。ありがとうございました」

(c)2016 ひろやまひろし・TYPE-MOON/KADOKAWA/「プリズマ☆イリヤ ドライ!!」製作委員会


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