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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.08.09 10:27

Le Beausset Motorsports FIA-F4第7・8戦富士 レースレポート

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国内レース他 | Le Beausset Motorsports FIA-F4第7・8戦富士 レースレポート

決勝 8月5日(日)

天候/曇り
コース状況/ドライ

 前日に引き続き天気も良く、日差しが降り注ぐなか、午前8時からのスタートとなった第8戦は、それぞれポジションキープとなる6番手、13番手で1コーナーをクリアしていく。

 川合は2周目に8番手となるが、3周目のストレートでスリップストリームに入りその勢いで続くコカコーラコーナーでまずは1台をパス、4周目には100Rでもう1台をかわして6番手に返り咲く。さらに6周目には5番手を争う集団のなかで、1コーナーで並ばれるもクロスラインでポジションを守り、その後の100Rで前車のインに飛び込み、5番手に浮上する。

 そこからも、川合は目まぐるしく順位を入れ替えるなか、13周目と最終ラップの先行車両の脱落に乗じ、7位でフィニッシュした。

 一方、小倉は3周目に15番となるが、5周目のヘアピン、そして7周目にも1台ずつ抜き返して13番手に順位を戻す。ルーキーの小倉にとって前を行くのは、いずれもキャリアに勝るドライバーばかりだが、少しも遅れをとることなく、チャンスを狙う。13周目に、前を行く2台がバトルで接触した隙に上手くかわし、11番手となると、最終ラップでも上位が脱落したことにより、10位でゴール。今シーズン4回目の入賞を果たした。

■レース後コメント

チーム監督 坪松唯夫
 このレースウイークの練習走行はふたりともトップ10に入る状態でしっかり予選を纏めれば6位以内に入れる競争力があった。小倉は本来のスピードが出せるようになってきたが、予選でのペナルティが全てを狂わせてしまい上位争いができるポジションを失ってしまった。

 川合も十分に上位で戦える状況が作れていたが流れを自分に持ってくるまでには至らなかった。残り3大会、しっかり力を出し切れるよう準備しなければならない。

小倉祥太
 これまで以上に練習の調子が良かっただけに、予選の失敗が悔やまれます。逆に言うと、後ろに下がったことによって気持ちは楽になり、前だけ狙っていくことができました。

 ただ、実際レースになってみると、セクター3だけが遅くて、トラクションをかけたいところでかけられず、前との差ができてしまい、立ち上がりが遅いので、スリップストリームには入っているのですが、引っ張っていってもらっているだけの展開になってしまいました。

 自分で仕掛けに行く場面を全然作れなかったのが、タイムは良くても上がっていけなかった原因だと思います。次のSUGOは地元なのですが、もっといいところを見せられるように頑張ります。

川合孝汰
 練習までは苦戦していたのですが、予選までに走りの研究をして、悪い部分を見つけられて、そこを直せたのと位置取りも良かったことで、予選はまずまずだったのではないかと思います。決勝では2戦とも前半の5周ぐらいはすごくバランスも良くて、前に出られるのですけど、そこからのペースを上げられないという反省点が残ってしまいました。

 特にセクター3が厳しくて、最終コーナーでのトラクションのかけ方とか、上りながらのコーナーの旋回とか、ブレーキやアクセルの乗せ方を更に突き詰める必要があると思います。そのあたりが決まってくれば、もう少しレースメイクにも余裕が出てくると思いますし、次戦以降も今回と似たようなコーナーが多いので、もう一度自分で研究していこうと思っています。


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