さて、こんなサーキット2回目の筆者でも乗れてしまったRS3 LMS。この文章を書いているのは走ってから3日が経っているが、いまだにそのフィーリングを克明に思い出すことができるくらい楽しかった。ぜひいろんな方に経験して欲しい感覚だ。

 ではどうすれば経験できるのかというと、ひとつはRS3 LMS(もちろん他のTCR車両でも構わない)を買うこと。お値段は2000万円あればお釣りがくるだろう。ただ当然、それをポンとできる人は少ない。そこで、今回筆者が経験させていただいたHitotsuyama GmbHのRS3 LMSのレンタルプランがあるというわけだ。

 Hitotsuyama GmbHでは、RS3 LMSをイベントやスポーツ走行でレンタルしており、車両保険こみで富士スピードウェイのスポーツ走行30分を走るとすると、20万円というお値段だ。また、富士で行われているヨーロッパ車のイベント『ETCC』や今回のFuji-1 GP等にも参加が可能で、1時間まるまる乗れて40万円という価格が設定されている。

 一見すると「高い!」と思われるだろうが、純粋なメーカー謹製のレーシングカーに乗れて、メンテナンスもサポートも諸々経費も込みで20万円はかなりリーズナブル。その価値の分は楽しめるはずだ。もちろん、いきなりRS3 LMSではハードルが高いと思ったら、Hitotsuyama GmbHが企画するA1 Fun Cupで腕試しをしてからでもOK。こちらはアウディS-Tronicを使ってフルAT状態で走ることも可能なマシンだ。また、パワー面でも初心者には大いにお薦めしたい。

 A1 Fun Cupでサーキットデビューして、RS3 LMSでプロと同じ速さと感覚を味わってみよう。ちなみにその先に、同じくHitotsuyama GmbHが所有するGT3カーのR8 LMSというのもある。こちらもレンタル可能で、元スーパーGT参戦車両を味わうことができるのだ。詳しくはホームページもしくは、Facebookページにぜひ問い合わせてみて欲しい。

「ヒラノさん、じゃあ今度はR8ですね(笑)」と一ツ山代表。いやいや、もう無理ですってば。でもこれで、TCRをドライブした経験がある日本で唯一のモータースポーツメディア(たぶん)の称号を得た。きっと今後の取材に役に立つ貴重な経験だ。この場を借りて一ツ山亮次代表、Hitotsuyama GmbHの皆さん、写真まで撮ってくれた富田竜一郎選手、そしてFuji-1 GPの皆さんに感謝を申し上げたい。

Fuji-1 GPの2番グリッドに並ぶHitotsuyama GmbHのアウディRS3 LMS
アウディA1 Fun Cup車両は、続々と台数も増えている。コンパクトで非常にドライブが楽しい車両だ
アウディRS3 LMSに収まる筆者。いちおうピースしているつもり

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