スーパーGT GT300クラスでは2013年から現在までSUBARU BRZ R&D SPORTのドライバーとして活躍し、2021年にシリーズチャンピオンを獲得した井口卓人が2026年からFDJフォーミュラドリフトジャパンにスポット参戦している。クルマを滑らせるドリフトとはやや縁遠いようにも感じるグリップ育ちの彼が、なぜ今ドリフト競技への挑戦を始めたのか。6月13〜14日に福島県のエビスサーキットで開催された第3戦で胸の内を聞いた。

■幼少期から抱き続けたドリフトへの夢

「もともと小さいときから、どちらかというと四輪の中でもドリフトに興味がありました。それこそ小学生くらいのときはVIDEO OPTION(ビデオオプション)やドリフト天国などを見て過ごしていたんですよ(笑)」と、井口は普段の四輪レース現場とは少し異なるような表情で当時を振り返る。

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