メルセデスのルイス・ハミルトンは、レッドブルが開発においてライバルたちより優位にいることは、2024年に向けて“間違いなく懸念すべきこと”だと述べている。特にレッドブルは8月以降はマシンに触れてすらいないのだ。
ハミルトンにとってF1最終戦アブダビGPは、メルセデスの不安定なパフォーマンスと苦戦、そして7度の世界チャンピオンである自身がふたたび連続未勝利に陥っていることが目立つ、不満足なシーズンの不満足な終わりだった。ハミルトンはヤス・マリーナ・サーキットでのレースを9位という低い順位につけてシーズンを終えた。ドライバーズ選手権では3位となり、チームメイトのジョージ・ラッセルよりも5つ上のポジションで彼に59ポイント差をつけた。