マックス・フェルスタッペンはF1で圧倒的な成功を収めているが、常に本物であり続け謙虚さを貫いていることから、レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーの称賛の的となっている。
フェルスタッペンのスターダムへの道のりは決して平凡ではなかった。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンの息子が並外れたポテンシャルを持っていることに早くから目をつけ、10代だった彼が将来F1チャンピオンになるだろうと認識していた。2015年にスクーデリア・トロロッソから17歳5カ月という記録的な若さでF1デビューを果たしたフェルスタッペンは、そのわずか1年後にはレッドブル・レーシングでの最初のレースでグランプリ初優勝を飾った。