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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.29 16:26
更新日: 2017.03.29 16:28

2017年F1マシンでのオーバーテイク減少をドライバーたちが懸念。「ほぼ不可能」との悲観的な声

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F1 | 2017年F1マシンでのオーバーテイク減少をドライバーたちが懸念。「ほぼ不可能」との悲観的な声

■「2秒速くなければオーバーテイクはできない」

 フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、1周目にダニール・クビアトをオーバーテイク、その後、アウトラップのカルロス・サインツJr.をターン3でアウトから抜き去った。

 しかしペレスは、先行するマシンについて行くことはできても、通常のコンディションにおいてオーバーテイクするには前のマシンを大幅に上回るペースが必要だと語った。

「オーバーテイクは(去年よりも)難しい。制動距離が短くなり、グリップで勝負するようなゾーンは減り、(タイヤの)デグラデーションも小さい」

「仮に以前は1.5秒のペース差があれば可能だったとしたら、今はおそらく2秒必要だと思う」

 こういった中団で戦ったドライバーたちと同様に、トップ集団のドライバーたちも懸念を口にしている。

 ルイス・ハミルトンは、オーバーテイクの問題は「たぶん過去最悪になっているだろうね」と話し、その状況は今シーズン中は変わらないだろうとの考えを示した。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、レース終盤3分の1の時点でキミ・ライコネンをとらえたが、前を行くフェラーリに「2秒差以内まで」近づいたとたんに苦しみ始めた。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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