現在のF1トップチームのためにも、“不適切な行為”があったとされるクリスチャン・ホーナーの行動に関する調査がどのような形であれすぐにでも終わることを願うが、レッドブルの創設者でありチームが自主的に運営されることの素晴らしさを信じていたディートリッヒ・マテシッツの死後、ホーナーが密室で起こっていた途方もない権力闘争に負けたことは明らかなようだ。

“ディディ”ことマテシッツ氏の生前、ホーナーは加入するエンジニアを選ぶなど、ファクトリーとレースチームに関する重要な決定を自由に行うことができた。一方、競争相手であるヘルムート・マルコは、基本的にオーストリアの会社が所有する両チームのドライバーラインアップを決定していた。またベテランの彼は、マテシッツとの長年にわたる密接なつながりを最大限に利用し、必要に応じてより多くの資金を投資するよう彼を説得していた。

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