アメリカの経済雑誌『Forbes』は、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフの金融手腕を公式に認め、彼を権威あるスポーツ億万長者のリストに初めて追加した。発表によると、ウォルフの現在の資産は16億ドル(約2427億円)にも上るという。
しかし、この数字は“紙の上”にしか存在しない。ウォルフの資産の大部分は、メルセデスF1チームの価値と結びついているからだ。メルセデスF1チームの株式の33%を所有するウォルフの推定純資産は、チーム自体の評価額の上昇を反映し、急激に6億ドル(約910億円)増加した。