ではアロンソに代わって、モナコGPは誰が出場するのだろう。普通に考えれば、今季長期休暇を取っているとはいえ、マクラーレンとの契約が2018年末まで残っているリザーブドライバー/チームアンバサダーのジェンソン・バトンしかいない。ところがブラウンは、「まだ決まっていない。この件はエリックに一任している」と答えていた。

 これはある意味、驚くべきことと言えるだろう。チームがバトンに打診していないはずはなく、それでも「決まっていない」としたら、バトンが答えを渋っている以外に理由が思いつかないからである。

 だとしたらバトンはなぜ、ふたつ返事で代役を引き受けないのか。今のマクラーレン・ホンダでは、好結果が期待できないから? 2017年マシンを実際に走らせたことがないから? しかしモナコはパワー差が最も結果に反映されにくいレースであり、肉体的な負荷も今では大したことはない。バトンほどの経験があれば、今年のマシンもすぐに乗りこなしてしまうはずである。

 それでもイエスと即答しないほど、もはやバトンの心は自動車レースそのものから離れてしまったのだろうか。マクラーレン養成システムに所属するオランダ出身のニック・デ・フリースもスーパーライセンスを所有しているが、いきなりモナコでF1デビューさせることはちょっと考えにくい。

 バトンに乗る気がないのなら、外部から新たなドライバーを引っ張ってくるしかなさそうだ。とはいえスーパーライセンス保持者は限られており、持っていれば誰でもいいわけでもない。マクラーレンとしては、チームメイトのストフェル・バンドーンのみの出走も考えていると思われる。

 今後もさまざまな波紋を投げかけそうな、アロンソのインディ500参戦。早ければ次戦ロシアGP明けから、イタリアにあるシミュレーション施設でトレーニングを開始するとのことだ。

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