つまり、ターボ、MGU-H、コンプレッサーを同軸で結んでいるシャフトが長くなり、このシャフトが走行時の振動や横Gによるストレスを受けて、MGU-H周辺のベアリングを固着させるという問題を引き起こしていたのではないか。ダイナモ上では問題が起きなかったのに、実走で起きたという現象も辻褄が合う。

 したがって、ホンダが現在、抱えている問題は実走させてみないと解決しているかどうか判断できないともいえる。

 ロシアGP前日の木曜日に長谷川ホンダF1総責任者も「メカニカルベアリングのフェール(トラブル)に関しては対策してきました。主には温度であるとか、オイルの流入など、原因として考えられる部分を見直してきました」

「ただ、それで本当に十分かということに関してはまだわかりません」と緊張感を漂わせている。

 なお、ホンダはバーレーンGPでスタートできなかったバンドーンだけでなく、アロンソのMGU-Hもバンドーンと同じく対策を施した新しいものに交換するという。

 これでバンドーンのMGU-Hは4基目、アロンソは3基目となるが、バンドーンの3基目(バーレーンGPのレースをスタートできなかったもの)は解析の結果、完全に壊れていないので、金曜日のフリー走行用として再使用される可能性がある。

 またバーレーンGPでレース終盤に「エンジン、プログレム」と言ってリタイアしたアロンソだが、そのマシンに搭載されていたパワーユニットには問題はなく、2基目のMGU-Hは今後も使用可能だが、耐久・信頼性を考慮して新仕様に交換している。

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