ホンダ救済には、もうひとつ問題がある。それはカタロニア・サーキットのラップシミュレーションにかける際の条件だ。というのも、ラップタイムはPUの性能だけでなく、車体の性能も問われるからだ。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も「ホンダに限らず、大きなギャップを抱えたメーカーを救うというアイデアには賛成するが、問題は0.3秒をどのような基準で判断するのかは決められいないし、非常に難しい判断になるだろう」と、救済措置実施の可能性に懐疑的な見方を示している。

 さらにマクラーレンのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)は、次のように話す。
「私の認識では、4社のうち、3社のパワーユニットの性能が3%以内にあれば、救済措置は行われない。現時点でメルセデスAMG、フェラーリ、ルノーは3%以内に入っているので、おそらくホンダに対する救済はないと考えている」

 これが本当であれば、今シーズン、ホンダが救済されることはないということになる。

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