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F1 ニュース

投稿日: 2016.04.28 10:00
更新日: 2016.04.28 17:47

メカUPDATE:ルノーは「ラピッドプロトタイピング素材」のパーツを投入か

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F1 | メカUPDATE:ルノーは「ラピッドプロトタイピング素材」のパーツを投入か

ルノーF1チームはフロントウイングのカスケードに新しいエレメントを追加してきた。しかし、上海ではケビン・マグヌッセンがリヤサスペンションのトラブルに見舞われ、フリー走行で多くの時間を失った。

 

ルノーR.E.16のフロントウイング

 

中国GPに持ち込まれたフロントウイングは、カスケードの内側部分に小さなウイングレットが取りつけられていた。旧仕様(メイン写真)では「旗」のような形のベーンがあったところだ。新しいウイングレットは、ラピッドプロトタイピング用の素材で作られているように見える。実際、このように小さくて複雑な形状のパーツを金属の削り出しで作ったり、型を起こしてカーボンファイバーで製作するのは、意外に厄介な仕事なのだ。

ラピッドプロトタイピング素材で製作しているとしたら、このパーツにかかる負荷は、あまり大きくないと考えていいだろう。つまり、このパーツ自体がダウンフォースを発生するのではなく、フロントホイールの乱流とドラッグを減らすための気流のコントロールに使われているということだ。

中国GPのフリー走行でマグヌッセンのマシンに起きたトラブルの直接的な原因は、リヤサスペンションのパーツの破損だった。カーボンファイバー製のパーツのひとつが壊れてリヤホイールを保持できなくなり、ホイールとタイヤを引きずりながらピットに戻ることになったのだ。

ルノー・チームは、ジョリオン・パーマーのマシンも含めてリヤサスペンションまわりを入念に点検し、問題のパーツには応急的な対策が施されている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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