「これが何を意味するか。つまり、一部のチームがチェック後に空気圧を下げる方法を見つけていて、スタート時の空気圧が私たちがチェックした時点での圧とは違う可能性があるということだ。だが、まだそうした方法を知らないチームもあり、私たちとしては、チームがそこでアドバンテージを見出すために余計な金を使ったりしてほしくない」

「正しい解決方法は、データシステムを通じてタイヤ空気圧をリアルタイムで送ってもらうことだろう。そうすれば、私たちの一番の関心事である走行中の空気圧の最低値を知ることができるし、(チェック時との不一致という)グレーエリアをなくすこともできる」

「これは今年中にも導入できることであり、有意義なことだと思っている。遅くとも来年には実現したい。また、そうしたほうが、すべてのチームに対して公平だと思う。このグレーエリアを利用するために、資金あるいはエネルギーを費やすことができないチームもあるかもしれないからだ。リアルタイムのモニタリングは、すでに他のカテゴリーで実際に行われていることでもある」

 多くのドライバーが、現在の空気圧の制限は厳しすぎるとしてピレリを批判しているが、来年からの新テクニカルレギュレーションに適応したタイヤでは、そうした制限は緩和されるはずだと、ヘンベリーは述べた。

「現行のタイヤは、もう3年近くも開発を許されていないので、設計時の能力の限界に達しつつある。実際、現在のタイヤはすでに『頭打ち』の状態にあり、負荷をかければかけるほど、パフォーマンスは下がってしまう」
「新しい仕様のタイヤでは、もう少し空気圧設定を低めにするつもりでいるし、最適な空気圧は実際の使用条件に基いて決めることになる」

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