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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.28 13:37
更新日: 2017.06.28 14:05

【F1アゼルバイジャンGP無線レビュー】9位走行中にタイムアタックを敢行したアロンソのプライド

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F1 | 【F1アゼルバイジャンGP無線レビュー】9位走行中にタイムアタックを敢行したアロンソのプライド

 そのためラップタイムは一旦1分50秒台まで落ちた。そしてバッテリーがフル充電となったところでパワーユニットを予選アタックモードに切り替え、47周目4MJをフルに使って1分45秒346を記録。

 それでもアロンソは満足せず、もう1回のアタックを要求した。

MCL「もう1回だけG10(予選モード)を使っても良い。それでダメならなんとかマシンを持ち帰ることに集中してくれ」

 49周目に全体で6位となる1分45秒168を記録すると、テンプルは今度こそ最後だと強い口調で言った。

MCL「OK、残り2周だ。マシンを持ち帰れ」

 そしてアロンソは無事に51周を走り切り、9位で今季初ポイント獲得を果たした。

MCL「よくやった、フェルナンド。チームにとって今季初ポイントだ。よくやった」

ALO「バクーで2ポイント獲れるなんて、全く予想していなかったね。みんな良い仕事してくれたよ」

 通常モードで1周2MJの回生のみでセバスチャン・ベッテルが47周目に記録した最速タイムは1分43秒441。アロンソは予選モードで4MJを使って1.727秒落ち。このタイム差と9位という結果にエースが満足していないことは明らかだった。

2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP 3位表彰台のストロールを祝福するフェルナンド・アロンソ
2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP 3位表彰台のストロールを祝福するフェルナンド・アロンソ


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