フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダのマシンはオーストリアGPで比較的高いパフォーマンスを発揮するものと予想している。特にホンダのアップグレード版“スペック3”に大きな期待をかけているという。

 前戦アゼルバイジャンGPで、アロンソはパワーユニットのエレメント交換により19番グリッドからスタートしたにもかかわらず、混乱の展開となった決勝で生き残り、9位を獲得。チームにとって今季初となるポイント獲得を達成した。

「バクーでのレースは本当に楽しめた。決勝でのパフォーマンスを見ると、僕らのマシンパッケージの基礎が強力であることが分かる。それに加えて、運営チーム、つまりメカニック、エンジニア、ストラテジストたち全員がレーサーであり、いかなる状況であっても最大限に活用するチャンスを待ち、態勢を整えているということも明らかだ」とアロンソはオーストリアを前にコメントしている。

「非常にタフな週末を送ったことを考えると、2ポイントというのは、小さな慰めにしかならないかもしれない。だが僕は改めてこう言いたい。この結果を前向きに受け入れ、さらに前進するための活力として利用しようと」

 ホンダはアゼルバイジャンの金曜プラクティスでアロンソ車を使ってスペック3をテスト。ギヤボックストラブルに阻まれたものの、データから改善を確認することができたと、ホンダF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏は前向きな発言を行っていた。

 その後、長谷川氏はオーストリアGPにスペック3のパワーユニットをアロンソとストフェル・バンドーンの両ドライバー用に持ち込む予定であることを明らかにした。アロンソは、アップデート版パワーユニットに期待を示し、今回も好結果を出したいと考えている。

「オーストリアの週末をより前向きな気持ちで迎えられる理由がある。最近レースをしたいくつかのサーキットと比べると、パワーの重要度がそれほど高くないからだ。僕らのマシンはシュピールベルク・サーキットのレイアウトの曲がりくねった部分との相性が比較的いいと思う。プッシュしていけると思うよ」とアロンソは述べた。

「マシンに関してもいくつか役立つ改善が導入される予定だ。ホンダの改良版パワーユニット、スペック3もそのひとつだと期待している。アゼルバイジャンの金曜プラクティスで僕が試したものだ」

「すべてのステップが重要だ。いい週末になるといいね。今回もマシンからすべてのパフォーマンスを引き出したい」

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