来シーズン、アロンソにとってマクラーレン以外の選択肢は非常に限られているとみられる。フェラーリのセバスチャン・ベッテルとメルセデスのルイス・ハミルトンは、アロンソをチームメイトに迎えることに否定的な発言をしている。ブーリエによるとそうした姿勢は予測できたという。

「私はそれほど驚きはしなかった。世界チャンピオンは皆、最高のドライバーと自分を比べたいと思うものだが、同じチームにいる必要はない。目標は他チームを負かすことだ」

「羊の群れに狼を放つのは決して良策ではない。ベッテルやハミルトンのようにチームのナンバーワンドライバーとしてのステータスを得ている場合、公にそのようなことを口にはしなくても、彼らはそれぞれのチームのリーダーなんだ」

「自分の計画を台無しにするような誰かがチームに入って来ることは望まないだろう」

2017年F1ライブ・ロンドンでのバンドーン、アロンソ、ブーリエ、ブラウン(マクラーレン)
2017年F1ライブ・ロンドンでのバンドーン、アロンソ、ブーリエ、ブラウン(マクラーレン)

 しかしメルセデスとフェラーリがアロンソへの関心を否定しているからといって、マクラーレンのアロンソとの交渉が必ずしも楽になるわけではないと、ブーリエは考えている。

「事態はもっと複雑だ。常にドライバーに選択権があるわけではない」とブーリエは語った。

「最後には全員がやりたいことをやる。私は“マクラーレン・ホンダ・プロジェクト”に適したドライバーふたりを選びたい」

「フェルナンドについては、何が起きようとも彼は行きたいところに行くだろう。チームを去るのか、それともチームに残るのかは、様子を見るしかない」

 アロンソとストフェル・バンドーンのペア以上にマクラーレンのプロジェクトに適したドライバーがいると思うかと聞かれたブーリエは、「ノー。現時点では非常に満足している」と笑顔で答えたということだ。

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