■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=7位
 難しいレースだった。グリッド上でブレーキから火が出て、そのせいでスタートの際にグリップを得られなかったんだと思う。すごく熱くなっていた。

 左フロントタイヤに問題が出た後(注:タイヤがパンク)、なんとかピットに戻って、残りラップで何ポイントかでも取り戻そうと頑張った。  

 難しい一日だったよ。序盤はマックス(・フェルスタッペン)の後ろでスタックした。でも彼と僕との件について判断するのは僕の仕事じゃない。

2017年F1第10戦イギリスGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
ベッテルはフェルスタッペンの防御の仕方に不満を述べている

 その後、ソフトタイヤのわりにはいいペースで走れた。(後ろから来た)バルテリ(・ボッタス)はスーパーソフトを履いていたから、彼の方が強いだろうことは明らかだった。
 
 今日はあまりいい一日ではなかったけれど、ハンガリーはタイプが違うコースだし、楽しみにしているよ。 

■サハラ・フォース・インディアF1チーム
エステバン・オコン 決勝=8位
 スタートは見事に決まった。まるで4輪駆動のクルマみたいにトラクションが効いて、2つほどポジションを上げることができたんだ。ただ、1周目の終わりに、(ニコ・)ヒュルケンベルグに抜かれてしまったけどね。

2017年F1第10戦イギリスGP エステバン・オコン
2017年F1第10戦イギリスGP エステバン・オコン

 その後は、レースの大半を通じてチームメイトといいバトルができたし、チームも戦うことを許してくれた。ちょうどカナダと似たような感じだったね。セルジオも速くて、ずっとプレッシャーをかけてきたけど、何とか彼の前にとどまることができた。

 また2台揃ってポイントを獲得したことに、とても満足している。こうしたペースの一貫性は、今年の僕らの強みになっている。どんな性格のサーキットでも、十分な速さを発揮してポイントを稼いでいるんだ。シーズンの後半戦でもこの調子を維持していきたい。

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