「ふたりが交代したなんて知らなかった」と言い張るベテランの味

 その“とばっちり”はベテランふたりにも及び、「どう思う?」と聞かれましたが、アロンソが「変わったの? 知ってた?」と隣のハミルトンに振って「知らない!」とトボけたため会場は爆笑。あまりにレッドブル騒動の質問ばかりが続くものだから、終盤に再び質問が来た時には、すでにヘッドセットマイクを外してしまっていて、あわてて付け直して笑いを誘う場面も。

フェルナンド・アロンソ(左)とルイス・ハミルトン
フェルナンド・アロンソ(左)とルイス・ハミルトン

 最後にタイヤ選択の話題になったところで、クビアトが今週末用のタイヤ選択はトロロッソがフェルスタッペン用に行っていたもので、そのまま引き継ぐしかなかったことに触れて「でも僕の獲ってきたポイントは譲らないよ、表彰台もね!」と言って会場が笑いに包まれたところで、ようやく会見は終了。

 今回の突然のトレード騒動について、ドライバーたちをはじめ、ほとんどのF1関係者の意見は「これがF1というものだよ」というものでした。結果がすべてで、ある日突然何が起きても不思議ではない世界。それがF1だというわけです。

 そういう意味では、渦中のふたりが記者会見で辛辣な質問とカメラの砲列の集中砲火を浴びたことさえも「これがF1」。それをよそに王者経験者のベテランふたりが余裕を見せるのも、またF1。前戦で今季初入賞を果たしたケビン・マグヌッセンなのに、まったく注目されずに終わってしまったのも、またF1……。まさに、これこそがF1というものが凝縮されたスペインGP木曜日の記者会見だったのでした。

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