イギリスのBBCラジオで解説を務める元F1ドライバーのアラン・マクニッシュは次のように分析する。
「今年、モンツァはメインストレートの路面を一部再舗装していた。再舗装したばかりのアスファルトは骨材となる石と石の間に隙間があるため雨水が地面に浸透しやすいのだが、何年か経過してくるとゴミがつまって水たまりができやすい状態になる。ストレートの途中までは前車が走ったライン上に水たまりがなかったのに、ストレートエンド付近になって突然アクアレーニング現象が起きたのはそのためではないか」

 さらにマクニッシュは、次のように続けた。
「舗装のつなぎ目というのはバンプになっているため、車体が浮きやすかったのではないだろうか」

 日曜日のモンツァは晴天が予想されているため、もうアクアレーニング現象に悩まされることはない。だが、ドライになったらなったで、今度は再舗装された新しい路面の上で適切なクラッチミートを行わなければならない。土曜日に確認できなかったため、チームは金曜日のデータで基本的な設定を決め、あとは日曜日にスターティンググリッドにつくためのレコノサンスラップに出るときに、ピットレーン出口で試すしかない。

 高速モンツァでの今年のイタリアGPは、トップスピードを競うだけでなく、再舗装した路面でのトラクションとの勝負しなければならない。

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